読者様、カクヨム作家の皆様。
こんにちは、守屋丹桂(もりや にか)と申します。
遅くなりましたが、カクヨム甲子園2023お疲れ様でございました。僕の結果は、残念ながら落選でした。報告が遅れたのは、主に心を落ち着かせるためだったり。
実は、結果発表の翌日が自動車免許の仮免試験日だったのでメンタルの状況がぼろぼろだったのですが、何とか受かって落ち着いたので近況ノートを書いています。
さて、件のカクヨム甲子園2023ですが、僕は『黒羊』を応募していました。その、カクヨム甲子園2023も終了したということで、軽く解説でもしようかというのが今回の近況ノートのメインです。
黒羊とは。
まず、この作品が生まれた経緯ですが。
ある眠い夜、そういえば羊を数える子守唄的な儀式があったな、と友人と話しているときに何か羊をテーマにした物語を書きたいなと思ったことが始まりです。
また、黒羊はボーカロイド曲「ひつじがいっぴき」と「ジェヘナ」を聴きながら執筆をしていました。何かしら影響を受けていますので是非聴いてみて下さい。
黒羊のキーワード。
黒い羊(ブラックシープ)と山羊(スケープゴート)が出てきますが、それはキリスト教に由来します。司祭ではなく牧師が登場したことからリトスの町は、プロテスタントです。
また、リトスの町の登場人物は苗字が鉱物の名称がついていますが、鉱物の石言葉が人物の本質を表しています。
是非調べてみて下さい。
リトスについて。
「リトス」というのは古代ギリシャ語で「石」、転じてリトスの民は「宝石たちの集まり」という意味です。
リトスの町は周りが山岳地帯で町の部分がぽっかり穴が空いています。つまり、盆地です。
その町の地形と民が皆殺し屋なので他国はびくびくしているというのが『黒羊』の世界観です。
名前について。
読みにくいですよね。すみません。
羊くんは主人公!メインのヒツジちゃん!なのでそのまま「よう」にしました。その他の登場人物は割と発音したときの語呂の良さと漢字の意味とカッコよさで決めています。
最後に、カクヨム甲子園2023が終了したので編集もできるのかなと考えています。内容変更ではなく、ルビ追加等の些細な修正ではありますが、ご了承下さい。
また、別作品『箱庭の杠』も更新しました。現在、続きを執筆中ですので是非応援して頂けると嬉しいです。
長くなってしまいましたが、年末年始も皆様体調にはお気をつけてお過ごし下さい。僕はスノボに行ってきます。
また、お会い致しましょう。
2023年12月26日
守屋丹桂