私、森野 葉七は悩んでいた。
それは、何を書くか、ということではなく、何から書くかについてだ。
いや、何を書くかも考えてはいるが。
つい最近、面白そうなアイデアが浮かんだのだ。
だがしかし、森野 葉七にはまだ今書いているものや、書き直すと言って何も進んでいないもの（本当は書いてたけど書き直す前の方が良くてやめた）が溜まっている。
一旦完結まで書き切るのか、それとも、新しいアイデアを忘れないうちに書き始めてしまうのか。
問題はプロットを書いていないため読み返さなければならないのが時間がかかってめんどくさい。
それに、モチベーションの低いまま書いたところで適当になってしまう。
それだけは避けたい。
だが同時に何個も書くのは把握しきれない部分ができるかも知れない。
書き切るのが大事というのも分かるが、新しいアイデアを早く見せたい気持ちもある。
ならば一体、どうすればいいのか。
こうして森野 葉七は、未来の自分にパスし続けるのであった。
（いつかそれぞれ完成させます…たぶん。気が向いた順に書くと思うので全部読んでください（？））