Lie街さんの変数少女
https://kakuyomu.jp/works/16816700429248945784今回の自主企画では感想的なのは書かないつもりだったけど、参加者少ないんでやっぱやります。
まだ完結にはなってないんで後々展開があるかもしれないけど、現時点での考察。
世界観としてはなんとなく奈須きのこさんのDDDをイメージしてしまったけども、とりあえずは不思議な能力を持った存在がある程度は認知されていてそういう存在を研究する施設が存在している。この施設の目的が単に研究だけなのか、世間との隔離何かも併せているかは不明だが恐らく後者も兼ねている。作中の少女Xの発見時の記述で、既に現場に職員が赴いているあたり、ある程度の危険性は周知されているはず。となると研究所の目的としては少女Xの危険度の把握は主目的になるはずである。それは能力の部分だけでなく人格の部分でもである。となると少女Xに接触した主人公は精神科医かもしれない。しかし、物語が断片である以上、考察出来る部分が少ないのでその辺はなんともである。
なのでここからはタイトルから考察して行きたい。
『少女Xの研究所』というタイトルは、素直に読み進めると作中の研究所になるだろう。だがタイトルだけを見たとき、少女Xが所有する研究所という意味に取れる。ならば少女Xの研究所とは何処なのか、それは作中世界そのものである。少女Xはその世界で自らの能力を研究しているのである。そして主人公は、少女Xの能力がもたらす死と破壊の研究の成果を証明する為の“証人”として選ばれたのである。
って感じ?