加須　千花

※今回は、サポーター制度の宣伝なので、興味がない方はスルーしてください。

現在、サポーターキャンペーンをカクヨムではやっていまして。
新規のサポーター様が増えたら嬉しいな、と。

「遣唐使の恋」IFストーリー、沙　疎雨の恋が成就する読み切りを書いてしまいました。
爲雲爲雨のお話しです。
（なぜそうなる）
ハッピーエンド、５９００文字の力作です。
以下、宣伝のため、中身をちょい見せ。



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　夜、白　霞は、酒を飲んでから寝る事が多い。
　不思議なことだが、夫───李　盛が行商の旅から帰ってきた今のほうが、夫が留守の半年の間より、酒量が増えている。
　……不思議ではないかもしれない。
　夫は、今宵も、この屋敷のなかに囲っている妾の一人と、閨を共にしている。

「若奥様。香草茶をお持ちしました。」
「疎雨。」

　左頬に刀傷のある家奴《かど》（男の奴隷）が部屋に入ってきた。
　普段、馬丁の仕事を任せている、二十一歳の男だ。

「頼んでなかったけど？」
「最近、若奥様は酒をお召しになって眠りにつかれることが多いです。酒の飲み過ぎはお身体によくありません。」
「良く見てるわね。……ありがとう。」





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はい、ここまでよ。
もしサポーター、なってみようか、迷ってる方がいらっしゃったら、ぜひ、検討してみてね。


添えたイラストは、以前描いたやつ。デレデレの疎雨。