• 異世界ファンタジー

書籍化が叶わなかった話

辺獄の黒騎士ですが、実は一度書籍化の話が上がったことがあります。
ちょうど1年くらい前で、当時はめちゃくちゃ驚きました。転生も追放もないのに!?って感じで。

結局書籍化することはなかったのですが、いつか日の目を見る時が来るといいなぁと密かに思っています。

ただ現実として辺獄の黒騎士は、小説家になろうやカクヨムといったweb小説ではウケの悪い作風なので、難しいだろうなとも思っています。
本作はファンタジーですが、所謂ゲーム的なギルドや冒険者が存在したり、中世的な世界観だったりするわけでもなく、近代から現代に近い文明を舞台にしています。まず興味を持たれていないんだろうなと感じてます。

客観的な視点で物語が展開するため、小説というメディア媒体の特徴を鑑みると、黒騎士って小説と凄い相性悪い作品なんですよね。
どちらかといえば漫画的なシナリオで、心理描写とかも敢えてあまり書いてないです。人物の行動や仕草で心情を表現したいなあという思いがあり、文体も一人称じゃなく三人称を採用しました。

でも、自分のやりたいようにやって1人でも「面白い」と言ってくださる方がいるだけで、モチベーションは爆上がりです!
今後とも辺獄の黒騎士にお付き合いいただけたらと思うのと、もしよければポジティブな感想なんかも頂けると作者は飛んで喜びます!

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