三日ほど前に『花芽病』という短編を公開致しました。
親指の付け根から発芽する奇病『花芽病』を発症した友人と『俺』の関係を描いたお話なのですが、一応ジャンル的には恋愛にしております。
そんでもってほんのりBLテイストのメリバ(※メリーバッドエンド。周りが見たら不幸に見えても、当事者にとっては幸せな結末という感じでしょうか)という、ド陰気物語です(笑)。
別に実生活で何かあった訳ではないのですが、時々あるんです。
暗い話書きたい欲が高まる瞬間が。
この話もそういう欲が膨らんでいた去年の12月中旬ぐらいにプロットだけ先にぶわーっと打ち込んでたんですけど、なかなか脳が創作の方向に切り替わらなくて。
なのでリハビリ兼ねて『クリスマスのコビトさん』を書き、それからホラーテイストの短編『赤い糸』を書いて先に公開したのですが、この『花芽病』に手をつけようとした時に脳が奇病の方向になぜかシフトして、耳の中に卵がぷちぷちと発生して、そこからヒトっぽい生き物がいっぱい出てきたら世の中はそいつをどうするかなとふわふわイメージが広がったことから手を動かしてほぼノープロットで『耳卵』というSFホラーなお話を作ったところでやっと暗い話を書く頭に整ったんですよね……。
既にプロットだけあったのに、そこから物語の体裁にするまでにちょっと時間が掛かりましたが、残せてホッとしました。
この話、作品紹介文にも記していますが、ほんのりBLです。
カクヨムさんではBLよりも百合の方が人気ある(世の中的にも百合ジャンルに注目集まってる気がします)と何となく感じているのですが、女の子ふたりで花にまみれると、脳内イメージ画像がどうも甘くなりすぎる感があって。
ほな男女でやったらええがなとも思ったんですが、「それもなんかちゃうな」と。
長年の友人同士で互いに想い合っていたけど同性同士だからこそ言い出せない状況かつ、死ぬと分かっていて今日を最期に生きているうちはもう会えず、次に顔を見るのは片方が死んだ時というシリアスかつファンタジーな条件が自分の中で一番しっくり来たのがBLという枠組だったという感じでして。
本編内ではきゃっきゃ言い合うような楽しいシーンは一切ございません。
とにかくド暗い話です(笑)。
でも何というか、ド暗い中でも美しさというか品というか、人としての凛々しさやプライドみたいなものを漂わせたいなとは思い、そこは意識しておりました。
カクヨムコンについては当初参加タグをつけていたのですが、そういう目的で作った話でもないしな、ただただ自分の趣味で作ったお話だしと思い、タグを外させていただきました。「コンテスト参加作品だし、早めに読んであげなくては!」など、お気遣いくださった方には大変申し訳ありません……。
コンテスト不参加作品となりましたので、またお時間ございます際にでも覗いていただけましたら嬉しいです。
そして、去年秋に行った自主開催の朗読イベントですが、今年もやることになりそうです。
しかも春に。
わぁ、全然時間がない(笑)。
なさすぎてビビる。
季節に合わせて春っぽい作品をいくつかピックアップする形になろうかと思いますが、今回も1時間程度の長尺作品をやる予定でして、その話を今から書きます(焦)。
いや、プロット自体は今からちょうど一年ぐらい前に作っていて、「公開するなら春だな」と思っていたんですが、『鳶目✖兎耳』の公開やら何やらが色々重なってそっちまで手が回らなかったんですよね。
なので、一年ほど熟成させたプロットを朗読会のために書き下ろす形になります。
小説自体の公開についてはまだ何も考えてないですが、やるとしたら朗読会が終わるぐらいの時間に予約設定しといて公開する流れになるかなぁと……。
前回、ありがたくも配信などでご覧くださった方々には、ライブ配信という方式だと映像や音声の乱れでご迷惑をお掛けしたことも踏まえ、別の方式でお楽しみいただけるようなことが出来たらと考えております。
そんなこんなでまたあわあわする日々になりそうな。
私のカクヨムコンに関しては多分もう参加作品を投稿することはないと思いますので、ひたすらヨムに回らせていただく予定です。
たくさん読めるの、楽しみすぎるー!