• 現代ドラマ

僕が踏み出す あとがき

これにてこのお話は完結になります。見ていてくれた方、本当にありがとうございました。
こんな青春あったらいいな、そんな想いから書かせてもらったこの作品を見て、あの頃を振り返ってみた時に、良い思い出も嫌な思い出も、あの時こうしていたら、という後悔も振り返ってみたら今の自分を創り上げた過去を思い出してもらえたら良いなと思います。

自分自身にしかない魅力、磨いたら輝く個性やきっかけ一つで変われるかもしれない可能性を全員が持ってると思います。
作中に出てきた城島達は世間でいう「陽キャ」という部類に当てはまると思います。言ってしまえば主人公の光輝達は「陰キャ」という部類かもしれません。
自分の学生時代を振り返ると、どちらの部類に入る人とも仲良くしていました。自分はあまりそういう区別はしていなかったからです。クラスで賑やかなタイプではない人も、話せば面白いネタを持っていたし、アニメやゲームのセリフを用いた発言で何度も笑わせてもらったし、何より同じ学校の人間同士、区別する必要なんて無いと思っていました。

作中の彼らが垣根を越えて仲良くなったように、互いの人間性や遊び方が全く違くても、それが混じり合った時の化学反応は新しい何かがあると思います。

近年イジメで自ら命を絶つ。という悲しい事件が報道されています。中には報道されていないだけで世の中にはたくさんそういう事例が多くあるはずです。
人間確かに合う合わないはあるし、互いに歩み寄れないのなら関わらない、という手段で良いはずなのに理不尽な攻撃対象にしてしまうのは間違えています。
作中の光輝達のような人間関係の新たな発展は稀な例かもしれませんが、自分と違う人間性の相手との向き合い方、それが良好になるかならないかは本人達しかわからない事。この作品を作っていた時は暗い気持ちでは作っていませんでしたし楽しんでいました。ですが後半に進むにつれ、改めて人間関係という難しさを改めて痛感したり思い返したり、自分はこの作品を通して改めて学べました。

今は大変な世の中ですが、見ていてくれた皆様の暇つぶしにこの作品が少しでも関われて、共感してくれたり振り返ってみたり、何かに携わる事ができたのなら自分は幸せです。

長々と書きましたが、言いたい事は一つ。本当にありがとうございました。

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