もくはずし

マーダーミステリーとはいかに作られるべきか。 マーダーミステリーを取り巻く様々な要素を分解し、どう組み立てるべきかを懇切丁寧に論じた珠玉の創作論！ いくつもの作品を手掛けた天才作…

　その昔、人間は神の子であり、当たり前のようにその威光として『魔法』が使えた。火を起こし水を操り、雷を司り土を隆起させた。 　時は経ち、人々の欲望はどんどん『魔法』の使用とその…

星新一賞投稿落選。 地下に住む生活の一コマ。

友人のSS企画用短編。 人類の終焉は原因も解析できないような急襲によって訪れた。

地下で暮らす人々のお話

坊ちゃん大賞落選作品その１です。 さよなら愛媛県。さよなら50万円。

ふと、立ち止まる。 そうだ、いつもここで意識が不意に起き上がる。 何もない帰り道だ。とぼとぼと無意識に歩いて会社から帰宅する私は、それまで何も見ず、なにも考えずにただ帰路を辿るだ…

ちょっとしたコネでな、有名な元勇者が書いたっていう秘伝書を入手したんだ…… あんた勇者やってたよな？　高くとは言わねえからよ、買わねえか？ なあに、良いってことよ。俺とあんたの付…

　原題「ようこそ、 "Battle Surmount Reality" の世界へ！」 　“Battle　Reality”は決闘型VRゲームだ！ 　最新の技術を駆使し、現実と遜色…

「だって、唐揚げを作ってる音がしたから」と娘の野々花が言う。 これは、買ったばかりの家で起こった怪異の話だ。

神山徹は、進化論を素直に受け入れることが出来なかった。 彼が真理に至る道は、果たして積み上げたものへの意味が見いだせるのだろうか。 唐突に謎のメンツで始まった短編小説企画で出…

目が覚めると、白い廊下に佇んでいた宮藤学は、この世界ではないどこか違う世界に転生する。

　遥か未来、「電脳」と呼ばれる、人間の手を介さずとも真の意味で学習し、自らの四肢や別個体を生産し、人類にとってより良い世界を自動的に作り上げるコンピュータ群が、“統治システム”と…

宇宙人に恋の相談をした彼は、あまり進歩しなかったようです。

私はどうやら死んだらしい。 私は誰なのだろう、どうしてここにいるのだろう。そして、どこへ行くのだろうか。

輝く都の底で蠢く一般人の問答

主人公、郡山光春が不審者につけられるおはなしです。

遠未来、生命という鎖から解き放たれる人類。 その辺境で、回帰すべき場所があると信じた煌き、その一端。

受験生の「僕」が、窓の外の光景に心を奪われるお話です。