最近百合を摂取する中で気が付いたことがあるのですが、倒錯百合の選択肢には主に二つあるように思えます。
一つ目はハッピーエンド。倒錯的な状態を解消、もしくは彼女たちなりに選択をし、幸せにお話を終えるルート。
二つ目はメリバ。倒錯の極致に至り、倒錯関係を継続する、自殺する、誰かを殺すetc... ほかにもありますがそんなルート。
こう並べて見た時に心惹かれるのは、どうしてもハッピーエンドではないエンディングのように感じ始めているんですよね。
何故だかこう……ほの暗さの混じるエンディングの方が美しさを見てしまう。わびさびを見つけてしまうんですね。(ちなみにわびさび文化がないところではメリバは駄作らしい……)
ただ、完全なメリーバッドエンドがいいというわけではなく、ハッピーエンドなんだけどバッドでもあるよね、っていう塩梅が一番ちょうどいいなと感じていまして。
それを思うようになったきっかけの作品があります。
私が倒錯百合に足を踏み入れる決定打を打ってくれた、かの有名な「きたかわ」という倒錯百合&メリーバッドエンドの漫画。(バッドエンドかも?)
あの「きたかわ」を読んだ時に生まれたのは、心湧きたつような尊いという感情と、目から血が出そうなほどのやるせなさだったんですよね。ココロイタイ……。
あの時は、百合という存在に対する免疫がない状態で、あんな濃縮原液を撃ち込まれたせいで冷静な思考がまとまっていませんでしたが、今考えると倒錯百合の中に見出す美しさと、バッドエンドすぎるお話に苦しんでいたんだと思います。
そう考えるに私が好むのはメリーバッドエンドではあるんだけどバッド過ぎない、そんな美しいわびさびな部分だけを薄くかんなで削り取ったような作品になるわけです。ただ改めて言語化せずとも、今まで書いてきた倒錯百合そういう作品多くて勝手に趣味趣向ってにじみ出てしまうんだなと感じている次第です。
改めて自分を顧みることができたところで、これからもインモラルで倒錯的な百合にはハッピーなんだけどメリバな作品を作っていきたいです。
——あっ、たとえ倒錯的な関係性でもラブコメは例外ですよ!
ラブコメでメリバするのはだめっす。ラブコメなんだから幸せに終わってくれー! って思います。
ガルコメに求めているのはなんでもいいからみんな幸せになれー! という半ばやけくそじみたものなので。みかみてれん先生に感謝を。
……一旦メリバに戻りまして。
私はこうでしたけど、GLを見ている人の中で、メリバを許容してくださる、見て下さる人はどれぐらいいるんでしょうね。書いている側としてはそれだけは気になってしまうところではあります。
できれば多くの方に楽しんでもらえるようなお話を書いていきたいので、あまり受け入れられていないのであれば自分のエゴばかりは出してはいけないなとも。
つらつらと書きましたがここで終わりにしたいと思います。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。また小説にてお会いしましょう。
週一投稿は完結まで続いていきますのでぜひともお付き合いくださいませ。