初めまして、餅実(もちのみ)ふわ子と申します。
カクヨムに登録してまだ数日…これは日記的な扱いでいいのかどうかもよく分からないのですが、つらつらと書いてみる。
昔から小説大好きっ子でした。小さい頃は絵本に始まり、子供向けの冒険小説を読み漁り、小学生~中学生でラノベを読みふけり、大人になってミステリーやファンタジーなどを読むようになりました。
小説を書くようになったのは、小学五年生のころ。小説の不出来は置いておいたとしても、とにかく書くのが楽しかったです。
自分の頭の中にあるものを吐き出す。自分が作ったキャラが喋りだす。
時にはキャラが勝手に暴走して、作者の私が思わぬ台詞を口にしたりする。
全部私が書いてるはずなのに、私の頭の中の人はそういうことをやったりするんです。
その全てがとんでもなく楽しかった。読むのも書くのも、純粋な私が心の底から楽しんでいたことでした。
ところが、大人になるにつれて進路をどうするかという話になると、そういった声はどんどん小さくなっていきました。
小説家になるのは難しい。運良くなれたとしても、書き続け売れ続けていくのはほんの一握りだ。
生きていくために、お金を稼ぐならもっと現実的な仕事をやらないと。
外側の、そんな声に押し潰されてしまったんだと思います。純粋な私が楽しんでいた「書く」という行為は、いつの間にか消えてしまいました。
もう一回書いてみようかな、と思ったのは声が聞こえたからでした。
仕事をしながら「これでいいのかな」という心の奥底の声は消えなかったんです。
私は小説家になりたかった。頭の中にいるキャラクターは頭の中から私に向かって叫んでいました。ここから出してくれと。
自分の中にいる人たちを、その人たちの声を世に出してあげることが出来るのは誰?私しかいないじゃないですか。
それが誰にも見られなかったとしても、命を吹き込む。世に出してあげたい。
そう思ったので、私はまた書いてみることにしました。
心の声に従って、キャラクターをキャラクターと思わずに、その人たちの声に身を任せて、書いていこうと思います。
よろしくお願いします。