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『竜焔の騎士』キャラ小話_ミゲル・エリク編

こんばんは。
時雨青葉です。

仕事がフィーバーしています…
実は、会社の方で採用活動を少しお休みすることになりましてね。
人事の仕事がすかすかになるので、ライター兼Webマーケター兼ディレクターみたいな、何でも屋さんになりつつあるのですが……
なんか人によって、自分がどこのポジションに収まるのか、認識がまるっきり違うようなんですよ。
かくいう自分も、今後自分がどこにぶっ飛ばされるのか分からんのですが……フットワーク軽すぎで、どんな仕事でも引き受けてるから、混乱させちゃうのかしら…?
上司の皆さん、方向性を決めたら教えてくれ…切実に…

とはいえこれは、前職で刷り込まれた〝入ってきた仕事には、文句言わずにイエスのみで動け〟精神なんですわなぁ…。
それが普通だと思って仕事してきたけど、話す人皆にドン引きされてて、「あれ…?自分の考え方、おかしいっすか…?」となっている日々です。

さて、仕事は波打ってますが、『竜焔の騎士』はいつものリズムで更新を続けております。
この土日の更新では、ルカに続き、キリハに手を差し伸べてくれる人が少しずつ出てきましたね。

では今回は、その役割を担ってくれたミゲルとエリクについてお話ししましょう。

キリハたち竜騎士隊と組んでいるドラゴン殲滅部隊ですが、その幹部三人衆のキリハへのスタンスは、この第4部では三者三様ですね。

ディアが〝静観〟、ジョーが〝敵対〟、そしてミゲルが〝援護〟です。

以前ジョーがひねくれまくって真っ黒だというお話をしたかと思いますが、ミゲルはそういう暗黒期を乗り越えて落ち着いた地点にいます。
その転機はディアとの出会いにあるのですが、そのお話はいずれサイドストーリーとして……

ようやく自分に正直に生きる道を進み始めた彼は、同じように生きているキリハが可愛く見えて仕方ないのでしょう。
そしてそんなキリハに、過去の自分と同じようなひねくれ方はしてほしくないと、全面的にキリハを擁護する立場をとっています。

正直、それが正しいかどうかは一概に言えません。
今回はジョーが鞭役を買って出ているので釣り合いが取れていますが、飴を与えるだけというのもね…?
ですがそういう甘さがあるのもまた、人間くささだと思います。
まあ彼は結婚も子供もまだですし、教育うんぬんの知恵はないですから、こうなるのが普通なんじゃないですかね。

結婚といやミゲルの奴、いつの間にかララ嬢といい雰囲気なんですが……あの二人、どうしようかな(笑)
なーんか、気づいたら距離近づいてるんだよなぁ。
……と思ったら、あの二人の話がぽんと浮かんだので、機会と時間があれば、おまけストーリーで掘り下げましょうか。

そして、キリハを外部から支えてくれるエリク兄さん。
きっかけはルカが病院にキリハを連行したことですが、そこから彼は、ディアとは違う立場のお兄ちゃんとして、キリハを見守ってくれています。

この第4部で、ルカとエリクの二人がそれぞれキリハの背中を押してくれているわけですが、改めて話を読み返してみると、この二人、ちゃんと兄弟だな。
案外そっくりでやんの。

変わったルカやエリクのキリハへの接し方を見て、お気づきの方はお気づきではないでしょうか。
二人ともキリハへ何かを語る時には、己の価値観というものを全面には出しません。
極力中立的な立場に立って、まずはキリハの素直な考えを聞いて、キリハの考えを真っ向から否定はせず、それとなく彼を支えるヒントを落としていきます。

どんな選択でも、最後に決めるのはその人自身。
数ある選択肢から何かを選ぶ手伝いはしても、そこに個人の感情を持ち込んで、一つの答えを選ばせるように強要はしない。

それは医者であったり、弁護士であったり、不特定多数の人々に手を差し伸べる道を選んでいるからこその物言いなのかもしれません。
あるいはこういう適性があるからこそ、この道に進むことができたともいえますね。

いやはや…。
こうして考えると、人間の多様さには本当に恐れ入りますね。
色んなパターンの人を書いているので、その内キャラ性がぶれないか心配だわ…(;´・ω・)

それでは、今日はこの辺りで…

明日から仕事が倍の容量で忙しくなる予定ですが、今読んでいる小説はちまちまとでも読み進めていきたいと思います。

それでは皆様、またどこかでお会いしましょう~(*´▽`*)ノシ

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