明日で12月ですね。もう年末ですね。
あっという間ですね。
というわけで(突然ですが)、2024年に出会ってよかったマンガを2作品紹介します。
まず1作目は、
『逃げ上手の若君』松井優征先生、ジャンプコミックス
鎌倉幕府が滅亡してしまい、家臣に裏切られ、敵に追われることになった北条家の嫡男、北条時行の物語です。
とにかく逃げ回るのが大好きな時行くんの逃走劇が最高に爽快。
主人公も周辺キャラも10歳前後という年齢ながら頭がいいor強くて、不安にさせないのもGOODポイントです。
敵に追われ、絶望に突き落とされ、死ぬしかないという状況で周囲を巻き込んで生存してしまう時行くんに感動。
特に4巻のストーリーでは完全に落とされて、刊行分の単行本全部大人買いしてしまいました……
それから、もう1作。
『空母いぶき Great Game』かわぐちかいじ先生、ビックコミックス
中国による尖閣事変(実は読んでいませんが)のその後の物語。
北極海やオホーツク海やその周辺、つまり北の海を舞台に繰り広げられる、空母いぶきの新たな物語です。
正体がはっきりしない敵との戦いに圧倒されます。
政治の駆け引きが非常にリアルで、北のあの大国との舌戦も最高です。
作中の総理大臣が現実世界に現れたら、ゼッタイ支持してしまいそうですね。
生きていればこそ、交渉も可能。
そう叫んで、過酷な戦場での生存の道を突き進むいぶきの艦隊の隊員たちの生き様に目が離せません。
以上2作、年末のドタバタが落ち着いたときに謹んでおすすめ致します。