明海　詩星

虫取りが大好きな息子を連れて蛍取りに行った主人公は、 帰り道、見てはならないアオミズ様に追いかけられる。

蛍と明の二人は、ゆっくりと朝を待ちながら夢が覚めるまで話をする。 列車の中、深海の中、海辺で。 それが夢であっても笑いあえるのがうれしくて、仕方ないから。