小説を書き始めて、4~5年になります。最初は、小説を書いていることすら、誰にも言えませんでした。書き上げられるか、不安だったからです。 書き上げられるようになってからも、周囲には秘密に、新人賞に応募してきました。落選した時の落ち込みがひどく、一人こっそり、悔し涙を流すほうが、まだ楽だったから。どんな賞も、受賞は難関です。何作品か、新人賞に応募しましたが、一向に…… でも、書けば書くほど、小説家になりたい想いは強くなりました。 一生懸命に書き上げる喜びは、どなたかに読んでいただきたい想いに繋がります。 「一人でも多くの人に読んでいただくには、新人賞にひたすら応募するだけでは、だめなんじゃないの? ネットにも、投稿してみたらいいじゃん! くよくよしてんじゃねえよ!」 私が、毎晩、ぽちぽちパソコンで小説を書いては、応募して、落選しては、落ち込んでいるのを知るある人に、崖から突き落とされる勢いで背中を押されました。 (怖かったわぁ、言いかたは……) 「うるさい! くよくよしてる時に、追い打ち掛けるな!」 内心はくよくよしてるのに、表面上は、気の強い私。反発はしたのです。が……仰る通りと、カクヨムへの参加を、ようやく思い切りました。 (わりかし内弁慶なんよ) 普段は、結構、怖いもの知らず。なのに、自分を売り込むのは、どうやらとても苦手です。 (控えめなんです。そこだけは。そうだ! 椅子取りゲームも、大の苦手だ。トランプのスピードは得意だけど。関係ないか?) でも、負けん気だけは強く、小さな身体で、毎日、精一杯生きてます。空回りが多いので、無駄に疲れます。 集中して頑張れるのは、数時間。とりあえずそこで、ウルトラマンみたいに、布団という名の、我が星に帰ります。シュワッチ! しばしの休息を取って、復活しては、パソコンぽちぽち叩いてます。 作品を、楽しんで読んでいただけることを、願ってます。 よろしくお願いします。
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