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◯ 僕の人生

 ここ数ヶ月で、我が家の状況は一変した。

 5月のGWおわり、我が家で警察沙汰が起きてから、状況は加速度的に進んでいる。

 病人の父と祖母の面倒を見ているので、以前のように猛烈に執筆をする時間はない。

 けど、それで良いと思っている。

 今はもう、量より質の時代。

 それが良質を産む。

 本田圭佑氏は、量あってこその質と言う。

 確かにその通りだと思う。

 何事も継続しない僕だけど、小説だけはずっと書いて来た。

 本気でプロの小説家を志し、新人賞への投稿を始めたあの日から、もう13年ほど。

 恐らく、1000万文字は書いている。

 だから、小説に関しては、ちゃんと量をこなしている。

 ここからは、作品数・更新頻度を減らして、絞って。

 その分、インプットを増やして。

 質を上げて行くよ。

 何よりも、今は書くのがとても楽しい。

 今の状況、別に死ぬほど辛いと思ったことはないけど、正直モヤッとするし、イライラもする。

 でも、小説を書き始めると、自然とニヤけている自分に気が付く。

 もちろん、良い内容が書けていればの話だけど。

 だから、自分が面白いと思う小説を書いて行く。

 小説で稼ぎたいから、ちゃんと読者のニーズは意識しつつも。

 根本的には、最終的には、自分の書きたいモノを書く。

 それが僕の核となり、人生を豊かにしてくれる。

 これからも、時に執筆を休むことはあるだろう。

 けれども、やめてしまうことはないだろう。

 小説は僕の人生である。

 ありがとう。






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