こんにちは珠邑です。
『白玉の昊 破章』50話までアップしました。
48~56話あたり、ほんと大好きなパートです。
本当はこういうのを山ほど書きたい。
以下ちょっぴり読了様向けです。
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『白玉』はタグに神話とか革命っていうのを入れてあります。
もう、これみたまんまの倒朝ものなのですが、
このあたりについて。
本作、最初からしっかり群像劇感あふれているのですが、
これは革命ってなんだ? というのを考えた時に、
「ひとつのカリスマ英雄が率いる軍隊が、悪政をもたらした朝廷をたおし時代が変わりました」
……っていうのは、なんか絵面的にも書いてても、おもしろくねぇな……となりまして(´・ω・)
で、結果的に、
同時多発的にいろんなところでこれを倒そうとしている勢力があり、それが最終決戦に集約されてゆく、というのが一番自分がたぎると。
じゃあ、その各集団にはどういう特色がある?
と考えた時に、
◆カリスマテロリストが率いる復讐集団 → 仙山
◆利用された移民団の若き不遇のリーダー率いる集 →瀛洲
から派遣された右腕がのしあがってゆく、
◆古き良き時代を取り戻そうと迷走している旧勢力の宗教信者たち → 臨赤
◆現朝廷に倒された旧朝廷の遺臣団 → 白浪
の四つの柱がぽぽーんと出てきまして。
で、このそれぞれの集団を主観的に描くために、メインキャストを散らしました。
『序章』はそのための仕込みです。
で、いまは臨赤の部分なのですが、
この臨赤という存在がないと、この物語はほんとうに始末がつけられないので、なんとかこの時点で書けてよかったです。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。