こんにちは、珠邑です。
『白玉の昊 序章』36話アップしました。
佳境に入って参りました!
多分そこそこバレてきていると思いますが、
僕はストーリーテリング最重視派です。
あと伏線を仕込むのが死ぬほど好きです。
ミステリ畑育ちなんで。
キャラクターは個人設定を作り込むよりも、
キャラ同士の関係性の中で勝手に錬成されていくものを描くようにしています。
この物語は、
八咫(やあた)と食国(おすくに)。
熊掌(ゆうひ)、悟堂(ごどう)、梶火(かじほ)の三人。
の関係性を主軸に描く物語です。
八咫と熊掌がそれぞれ主人公A、主人公Bなのですが、
この二人がどうして主人公なのかは、
後々描かれていきます。
僕が今作でもっとも留意しているのは、
「愛している」という言葉を安易に使わせない事です。
女性は「愛している」と言う言葉と抱かれる事で容易に落ちるそうです。
情が湧くからだそうです。
白玉の男共は、行動で誠意を見せるタイプが多いみたいですが、
それはつまりこの世界ではまだまだ即物的な側面で有利な男じゃないと女が獲得できないから、という事に起因しているようです。
だから「愛している」ムーブがあんまり機能しない。
嗚呼、厳しい。
ただ、男が女を求める本質的な希求は否定されないでほしい。
そして男は、女の視点が男と女の一対一ではなく、
もっと周辺を含めた上で俯瞰でとらえていることに気付いてほしい。
この折衷で男女関係を描いています。
まあ、僕は朴念仁なので、白玉を恋愛物だなんて死んでも言えませんが。
語りが長くなりました。
本編は修羅場ってます。
何卒よろしくお願いします。