イラスト自主企画にご参加いただいた水瀬真白さんの「「親友の妹」は、もう終わり」というお話を拝読し、イラストを描かせていただきました!
お嬢様が主人公の恋物語でもう、こういうお話、私大好きなんですよね~。
1枚目はわりと冒頭、お家に帰ったエルネスティーネちゃんがラウル様と会ったあたりのイメージイラストです。
なんとなく、ラウル様って毎回お土産持ってきてくれてそうだなと思い、お土産持たせてみました。
世界観は作者様から、18世紀末~19世紀初頭とお伺いしましたので、エルネスティーネちゃんのドレスはエンパイア・スタイルモチーフです。
ドレスについては語ると長くなるので、ある程度自重しますが、この時代と言えばフランス革命が終わり、ロココの派手なデザインはやめようと至った欧州の女性の間で流行した、コルセットもパニエも着けないゆったりとしたデザインと、パフスリーブが印象的な時代ですね。
もっと言えば、男性が目のやり場に困りそうなほど薄い生地も特徴なのですが、そんなものを描いたらラウル様に寒くない?言われるのは明白なので、あくまでシルエットだけの採用です。
色味は物語に合わせてクリーム色ベースにしました。
背景の花はフリージアです。
純潔などの花言葉を持つこの花が似合うかな、と思い描かせていただきました。
こちらのイラストについて、データも一応添付しておきます。
お気に召していただけますと幸いです。
https://8.gigafile.nu/0106-c442b2c813a63d22fcdfc4a4028b10da0もう1枚ありますので、続きは②で