好きな作品の中には、第一印象が悪くても「これは名作だ!」と思うものもあります。読み始めは「これって途中でおもしろくなるんかなぁ」と首を傾げたものです。
WEB小説なんかだと、その第一印象の時点ではじかれる場合が多いですよね。だって、他に素敵な作品がたくさんあるのだから、新しいものを読み始めればいい。
人間なら、特に学校・職場ではイヤでも人づきあいが続くわけで、次第に第一印象とは異なる人間像も見えてくるわけですが(やっぱりヤなやつだったと思うこともしばしば)、小説も、最後まで読んでみるとなかなか味があって良かった、というものが結構多いです。
ですので、私は一度読み始めたものはなるべく最後まで読むようにしています。「自分的名作」探しも楽しいものですね。