理科　実

それは確かにあったかもしれないし、無かったかもしれない作者の生活。日常の中のさりげない幸せを呟きます。

交際半年を迎えた僕は彼女と温泉旅行に来ていた。そして真夜中の貸切風呂で僕は佐々木という男と出会う。僕と彼女の空間に突如現れたこいつは一体何者なのか？困惑する僕に構わず佐々木は語り…

紬久遠はオンラインアクションゲーム、モンストルフェスタ、通称「モンフェス」を愛している。ある日、モンスターとの戦闘中追い詰められた久遠はガチムチのオッサンアバター「YUNI」に窮…

大学2年の夏休み、僕は1人田舎に住む祖母のところへ帰省していた。夕食の席で祖母はこう言った。 「布団に入ったら何も考えず寝付くこと。間違っても手足なんて出したらいけないよ。出した…

武器とは人が使うもの そこにはそれぞれの物語があります

渡瀬さんは人アレルギーだ。 他人と接触したり、ひどい時には話そうとしただけで発作が出る。 僕は1ヶ月前に来た転校生で、渡瀬さんが人アレルギーを発症しない唯一の人間だった。 これは…

行きつけのインドカレー屋で僕こと長崎と友人の篠原はテストの反省会をしていた。 最初は他愛ない会話のはずだったが、次第にそれは大学内で起こったある事件へと繋がっていく。

人類が絶滅してから1000年が経った そんな荒廃した世界を1人の少女が歩く 退屈で代わり映えの無い毎日 しかし1人の少年との出会いにより少女の物語は動き出し 旅の終わりが始まる。

七夕の夜、純は幼馴染の星野を連れていつもの丘に向かう。そこで純は星野に自身の胸に秘めたある思いを告げるのであった。

小説家志望の小杉は経験不足に基づく自身の小説の表現力を嘆く日々を送っていた。ある日小杉の元にDMが届く。そこに貼られたリンクは、小杉に本物の痛みを与えるものであった。