お久しぶりです、南川黒冬です。
題の通り、拙作『地縛霊のすゝめ』が一旦の区切りを迎えました。もう既にそこまで読んでくださっている方、お付き合いいただきありがとうございました。これから読まれる方、どうか暇な時にでも覗いてください。
更新する度に読んでくださっていたほんの数名の方々はご存知かと思いますが、『地縛霊のすゝめ』はとてもゆっくりとした歩みでここまで参りました。というのも当然、筆者の私が怠けに怠けていたからです。半端なところで投げる事だけはすまいと考えていましたが、正直見放さないでくれる方がいる事に驚くくらいには遅々としていました。
新年を迎えて一念発起し、一月中ほぼ毎日更新が出来たのは、読者の皆様のお陰です。反応が無いのは寂しいもので「どうせ誰も読んでないし」なんて拗ねたことを思ったりもしましたが、その実「誰も読んでいない」事なんて一度たりともありませんでした。
「少しでも読まれているならこの人達のために頑張ろう」が「自分が楽しいんだからやめる理由なんて無い」に変わり、そして今では「氷華ちゃん達の物語を勝手に終わらせちゃ駄目だ」という風に心境が変わっていきました。
そうしてコツコツ続けていく内に徐々に読者様の数も増え、心に薪がくべられ、今も燃えるような熱さでこれを書いています。今年に入ってからの創作活動中、私はずっと幸せでした。本当にありがとうございます。
さて、第二部は既に始まっています。この勢いのまま突き進んでいきたいという想いだけで書き出した見切り発車も見切り発車ですが、第一部も大して変わりませんので、きっとなんとかなるでしょう。します。
氷華ちゃん達は一体どこまで行くのでしょうか、そんなこと最早私にも分かりませんが、彼女達の生活の一部をお届けすることで、少しでも皆様の人生に彩りを加え、幸せのお返しができたらと、そう思うのです。
2024/01/28 皆様に救われた駄文書き、南川黒冬
地縛霊のすゝめ - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16817330649320408188