一話ごとの完結形式ですが、舞台と登場人物はつながっています。
五花陸と題してますが、当面「シャイデ花陸」が舞台です。世界のかたちとしては、さくらの花びらをイメージしていただき、右側(すべて向かって)の三枚が寄り添ったかたちであり、左上が大航海時代の船で二か月くらいの位置にあり、左下が南半球、かなり離れた位置にある・・・という感じでおさえています。
話に必ず加わるのは朱玄公爵(名前と肩書はときどきに変化しています)ですが、彼は「主役」ではありません。「彼」を語られる話として、別の人たちの物語を書きたいところです。