これまで、あまりちゃんと説明したことがなかったが、私の病気は基本的に脳のフィルターの働きが弱いから起こっている。そのフィルターの脆弱さというのは、幼少期の虐待etc.から来ているらしい。だから、私は些細な事で妄想的なアクションを起こす。
そして、この病は発病すると著しく、知能や体力が落ちる。ゆるやかに回復する場合もあれば、一気に治ってしまう人もいるが、全く元のレベルには戻らない。
より、正確に解説するならば瞬発力は残るが、長時間本を読んだり、体力仕事をする集中力が続かなくなるのだ。
私はたまたま、非常に地頭がよくまた体が丈夫だったので、これまで頑張れてこれたが、昨年の秋に再発して以来、ドクターと障碍者支援センターには、「何かしよう、とするのをやめてください」と言われている。
実際、現在のところ家事を全部自分ですることすらむつかしい。就労とかは夢のまた夢である。
それで落ち込むことは始終あるが、最近は私は何もできなくても、しなくてもここにいるだけで価値があるのだ、とほんの少しずつ思えるようになって来た。そして、何よりも私には書くことがある。
それが今の私を支える根っこになっている。