咲幸先生が実子誕生でハイになってる回です。
第一子誕生が明け方で、和也の起床時間の少し前に誕生の吉報が入りました。瑚夏は産婦人科医なので、迷わず母子別室です。これからめし食って寝ます。咲幸先生はハイになってるので、貫徹でお産に付き合ってこれから働こうとします。恐ろしい…!
和也は自分が親からかわいがられた記憶がないので、赤ちゃんの誕生が喜ばしい事なのか疑問を持ちます。初音にそれを問うと、初音は自室に保管していた和也の幼少期のアルバムを持ち出し、中には母親がこれでもかと嬉しそうに微笑んでいる写真を確認。誕生した瞬間は嬉しかったことを、和也は初めて知ります。母親はそれ以降和也が育てにくく育児放棄状態になりますが、その代わりに一二三ができる限りの時間を育児に充ててじじばばと初音と共に育児に励みました。それが断片的にアルバムに残っており、母親は和也は笑わない子どもだったといっていたのに写真の自分はよく笑っているのを知ります。
和也自身「迷惑なだけの存在じゃなかったのかもしれないって…思えてくる」と話し、初音が「私たちは和也のことを迷惑だなんて思ったことは一度もないし、生まれてきてくれてよかったと思ってる」と返事をし、少しだけ和やかな空気に。
咲幸先生が来て男の子が誕生したと報告。和也にあかりと赤さんを見に来てほしいと話しますは、赤さん免疫ゼロの和也は既にビビっている状態。咲幸先生は赤さんハイになっているので、とにかく俺の子を見てほしいモードです。
昼からレッスンになり、咲幸先生は和室へ。ここでケロリンの洗面器をみつけます。
レッスンを聞きつついつのまにか寝ていて、起きたらお味噌汁の香り。ハイになってたので微熱を出していて、ゼリーと薬を出されました。この時、和也の平熱がたまに35度を切っていることが発覚。低体温状態であることを、咲幸先生は「アカン!」と医者っぽく叱ります。
飯食って風呂入って寝るとき、念願の添い寝!!!眠そうにしている推しに「寝ていいよ」なんて大人の男ぶって声をかけましたが、推しの寝顔にオタク無事昇天。
和也は泣きながら4時に起床して畑仕事に行き、その足で弁当屋の仕事もこなしました。
朝ごはんを食べて宿泊は終了。一旦帰って瑚夏の病室に向かい、瑚夏は「子どもも私たちみたいな世紀末のオタクになったらどうしよ」と、既に息子の未来を案じ始めます。夫婦そろってオタクなので、ただ生活しているだけでオタクの英才教育を施すことになります。ひとまずしんどそうにはしていますが、多分オタクになっても「しゃーないか」としか思わないはず。
ここからは小話になります。
瑚夏が入院している病院は、基本的に母子別室です。個室だったら母子同室でもOKですが、瑚夏はもちろん母子別室!即答でした。北方家の第一子男児を取り上げたのは、瑚夏の同期の女医です。研修医の頃から仲良く支え合ってきた戦友で、他にも産科医はいますが、なんとか同期に取り上げてほしいと願っていたので念願叶った形になります。
同期も瑚夏の第一子を取り上げる気満々だったので、仮に休みだったとしても駆け付ける気でいました。
咲幸先生は小児外科なので、ちょっと俺だって役に立てる瞬間があるんじゃないかなぁって思ってたんです。なんてったって医者。普段子どもとも触れ合ってるし、他の人よりはって気持ちはありました。でも想像以上に役立たずで、瑚夏には怒られるし、助産師からの視線は冷たい気がするし(完全に気のせい)、1分1秒が長く感じるし、緊張しっぱなしで瑚夏より水も飲めないしで心細さマックス!陣痛俺も半分背負うからって思うも、できるわけもなく。頼みの綱の和也が普段ショートスリーパーでよかった!!