桜子を弟子にする回です。
桜子はあの通り人との距離感がバグってて、和也に弟子入り志願をする際体の関係がどうのと結構とんでもないことを言ってのけます。何の違和感もなく言ってしまうのには理由がありますが、現時点でその理由が判明していないのでとんでもねぇ奴だと思われても仕方がありません。
桜子から早く来るよう言われても和也はそれに応じず、昼からの参加。その際、練習室でうっかりプロコフィエフのエチュードを弾いてしまいます。これがのちにいろいろなことを起こす原因みたいになりますが、それはまた別の話で楽しんでいただければ幸いです。
桜子が課題として選んだのは、サンサーンスのエチュード。第6曲の第五協奏曲によるトッカータです。一定の技術がなければきれいに弾くのは困難ですが、桜子はエチュードというエチュードを網羅しているので余裕を持って弾いています。
しかし、エチュードしか弾いたことがない。ソナタ未経験です。
自分のピアノには中身がないと語り、和也への弟子入りを志願。和也はそれを引き受け、正式に師弟関係を結びます。
ここからは小話になります。
交際1年記念日を和也が覚えていたという、快挙を成し遂げました。
これには複数理由があります。
基本的に和也は日にちを覚えるのがあまり得意ではなく、曜日で動いています。そのためあかりが和也が交際記念日を覚えていたとは思っていなかったのです。
では、なぜ日にちを覚えていたのか。
まずは美術館で絵を見て衝撃を受けたため。絵から音楽を作った日です。相当なインパクトがありました。
そしてもう一つ。和也が死ぬほど緊張したためです。和也自身、自己肯定感とかは高くありません。そのため、あれだけあかりが好きだなんだと大騒ぎしていたのに、あかりに交際を申し込んだ際振られる覚悟をしていました。そのため死ぬほど緊張してたのです。
そして最後に、あかりの誕生日だったこと。9月20日は、あかりの誕生日。交際記念日ではなく、あかりの誕生日として認識していました。偶然ダブったのです。そのため忘れませんでした。