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#匿名キャラお見合い企画 自作語り

ここしばらくは板野かも様主催の「#匿名キャラお見合い企画」に参加していました。

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965

参加者でキャラを出し合い、カップリングを選んで短編を書く企画です。それぞれ解釈が自由で、どんどん世界が広がっていく様子がとても楽めました。
昨日全ての日程が終了したので自作キャラと短編について振り返っていこうと思います。

まずは作成したキャラから。

車田薊

ソバカス眼鏡癖っ毛に帽子。男性不信気味なひねくれ系女子大生。
かなり個人的な趣味が入ってますね。
好きな感じのキャラなんですが自作では書けていなかったのでこの機に出してみました。
完璧系男子に振り回されながらツッコミ入れたり、友達感覚でピザまん分けたり、なかなか良い青春させてもらっていましたね。
残念ながら撤回になった作品も好きでした。

そして推しキャラ総選挙で2位という結果に驚きました。
他の方の作品の影響が大きい気がします。
皆様ありがとうございました!

ユキトラカドザキ

記憶喪失の未来人。
最初は18歳くらいの細マッチョにするつもりでしたがリストを見たら既に細身に見えても筋肉質、とあるキャラが何人もいたので190センチのゴリゴリのマッチョに変更。ついでにヒーロー感マシマシに。
訳アリ同士助け合ったり、未来と過去でオシャレに絡んだり、真っ直ぐな善良さを活かしてもらっていましたね。
記憶喪失前のディストピア未来を書いてもらえたのも嬉しかったです。
最後までなければ某怪異さんの被害者が増え過ぎて崩壊した未来にしようかとうっすら考えていました。

玉森観取央

男子高校生とファンタジー系のキャラを増やしたくて、異世界から現代に来たエルフの母を持つ反抗期ハーフエルフにしました。
反抗期なので趣味はロック。
敬語や丁寧口調のキャラが多かったのでやんちゃ口調。ケンカップルを書きたかったんですよね。
応援団トリオのおかげもあって幸せになれたのは良かったです。

続いて短編

「猫と猫の住み処」

まずはうちの子から書こうと薊と相性良さそうな人を探して、女性不信な洸太さんに決定。
大学生と社会人の接点を作る為にお隣さん設定に。
警戒心の解けた友達感覚、無理しない空気感を割と好きな感じに書けたと思います。
じれったい距離感を見守りたいや、さっさとくっつけなど、と色々なコメントをもらえていたのが印象的でした。

「シルバー&タイガー+リトルクイーン!」

最初はバディ物のシルバー&タイガー!にするつもりでした。
そこにみなちゃんのサブキャラ起用を思いついてほぼメイン三人の構成になりました。
みなちゃんに関しては大人になったら結婚する、となる定番ネタも考えてはいたんですが、そういう事を抜きに恋してほしいなと思ったんですよね。
恋愛がおまけみたいになっていたのは反省するところです。 

「水底で、人の真似事」

とりあえず殺し屋の秋水さんを書きたくなって書きました。
相手は魔法少女や宇宙人、色々候補を考えたんですが、匿名トーク会場の挑戦を受ける形でアンドロイドの宇美さんにしました。
内容は恋愛がよくわからない者同士、恋愛とは何かを問うデート。
感情薄いキャラクターも色々理屈をこねくり回すのも好きなので結構筆が乗ってましたね。
趣味のサボテンや海の生き物の小物、そこから連想した水族館が上手くハマってくれて、淡々とした静かな空気感が予想外に良い雰囲気になってくれました。

全体で6位。そしてナイスタイトル賞まで頂けました。
皆様ありがとうございます!

「小さな青春のうた」

文化祭で高校生集合。
最初の頃は大学生が多かったので大学の学祭を書こうかと思っていたんですが、後半になって高校生も増えたので高校の文化祭が開催できました。
学年が指定されているキャラ、年齢だけで学年は指定されていないキャラがいて、どう登場させるかをパズルみたいに考えて苦労してました。
うちの観取央とケンカップルにできそうなアルルさんをメインに。出会いだけでそこまでいってませんでしたが。
アルルさんについては年上でもタメ口なタイプかなと、口調でかなり悩んでました。敬語を言い直す感じにしたのは趣味です。
ちなみにラストのバンドの曲のイメージはタイトルから分かる方もいるかと思いますが「ちいさな恋のうた」です。
この続きで熱いバトルを書いてくださった方がいて嬉しかったですね。

「甘さ控えめなあなたに特別なケーキを」

基本的に出会いの話が多かったのでプロポーズの話を書くことにしました。
その時起用がなかった紅緒さんをまず決めて、相性良さそうな宙さんを相手に。
台詞サンプルでストレートに好意を出してる宙さんなら紅緒さんの恋愛感情を引き出せると思ったんです。
設定で恋愛に興味ない紅緒さんがどう結婚に至るかの理屈付け、回想が長かったのでもっと宙さんとの会話を増やした方が良かった気がします。
土谷さんの喫茶店に決めて宇美さんもバイトで出そうと書いていたら、他の作品で巨大ロボを出撃させる司令になっていて少し迷ったんですよね。ガンプラ好きな紅緒さんとロボットで繋がるからロボット組を全員出そうかなと。流石にノイズ過ぎなので止めました。増田たかしさんがチラッと出ているのはその名残です。

「結婚願望が強くて悪いのですか」

最終日にまだメインがなかった春乃さんを書きたくなりました。ネタがなかったら無理しなくてもいいかと思いましたが、書いたばかりの紅緒さんと上手く繋げられるなと思ったので一日で仕上げました。
なので冒頭の飲み会の方が書きたいシーンでしたね。
やっぱり真逆の二人、真面目な堅物系の春乃さんとテキトーな勅使河原先生との相性は良いと思います。
今思えば年も近いので初対面じゃなく先輩後輩とかにしちゃえば話が広がった気がします。

「不思議な世界の普通な僕」

延長枠、最後までメインがなかった二人で何か書けないかと考えました。
中学二年生と神。力が欲しいか?でいこうと決定。
でもそれだと恋愛にならなそうなので匿名トーク会場で言った魔法少女アリスちゃんを絡めました。
キャラ設定的にスルーし続ける台詞を考えるのは悩みつつも楽しかったです。
クトゥルフ関係をよく知らないまま書いたので要君にはとんでもない事をしてしまったかもしれません。

「他のお客様のご迷惑になりますので店内ではどうかお静かに」

エキシビションで女子会がなかったので決行。薊には犠牲になってもらいました。何度か起用して頂けたのでそこを膨らませて可愛くはしゃぐ女子会になったと思います。
ちょっと騒ぎすぎなのであらかじめタイトルでツッコんでおく事に。
最後のメェメェさんのくだりは薊2回目の話でやろうと思っていたネタなんですよね。


これで終わりですね。
もっとネタはありましたがこれ以上は無理でした。

本当に最後まで楽しい企画でした。
主催者の板野かも様、参加者の皆様ありがとうございました!

5件のコメント

  • 宇美と紅緒の生みの親です。

    うちの女子ーズを起用いただき、ありがとうございました!
    この二人が同じ世界線に生きている可能性は低いだろうと思っていたので、『甘さ控えめな〜』でまさかの共演を果たしてびっくりしましつつも嬉しかったです✨️

    また、薊さんを起用させていただいた『記念日に〜』は終盤投稿作にもかかわらず、高い評価をいただきまして薊榊ペアの可能性を感じました。

    右中さんのおかげで、キャラ作成者としても短編執筆者としても、このコンテストを楽しむことができました! 深く御礼申し上げますm(_ _)m
  • 秋水の作成者です。
    水底で、人の真似事は琴線に触れまくりでした。
    サボテンと雨の設定を最大限に活用していただき
    感涙ものです。
    本当に本当にありがとうございました。
  • ミヤネ/オルタントゥ以下略の作者です!
    今回は65.いつか、君の隣にたてるように
    で観取央君をお借りしました。
    47.いつか、君を守れるように
    が出てから、あのカップルの続編カキテェーとなっていましたが、どんな風に描こうか悩んでいました。その方向性を定めてくれたのが今作です。
    この作品でミヤネと三沢君が出た事、そして芽芽音さんの特性が描かれていたので、
    「この人達がいれば違和感なくバトルに持って来れるし、今流行ってるマルチバース展開とかもできる!」
    と筆が乗りました! 
    ただお借りするなら、できるだけ最大限に使いたいなと思ったので観取央君にはカッコよくなってもらいました。
    キャラリストも見て、サンプルセリフも引用したりと、彼を描いている時(というかみんな)は楽しかったです!
    筆と熱が乗って、邪神の使徒に対抗できるようになりましたが、コメントで頂いた通り気に入って頂けたようで嬉しかったです!
    今回はお疲れ様でした。また小さな青春のうたを描いて頂きありがとうございました!
  • 水涸木犀さん

    コメントありがとうございます!
    こちらこそ宇美さんと紅緒さんという素敵なキャラクターのおかげで楽しく短編を書けました。
    チャンスがあればサブキャラをどんどん出したいと思っていたので宇美さんのバイト設定はちょうどよかったんですよね。作成者の方に喜んでもらえたのなら幸いです。

    『記念日に〜』は凄く良い作品でした。友達から意識が変わる瞬間が可愛いです。関われて光栄です。

    お互いにキャラを起用し合えて、それぞれに違った作品を作り出せて、この企画の楽しさを満喫できましたね。
    改めてありがとうございました!


    筋肉痛さん

    コメントありがとうございます!
    秋水さんはとても書きがいのあるキャラでした。殺し屋にはロマンがありますよね。
    『水底で〜』は自分にとっても大切な作品になりました。
    各設定を効果的な演出に活用できたのは細かく作り込んでくださったおかげです。
    作成者の方に喜んでもらえたのなら幸いです。
    こちらこそありがとうございました!

  • ギル・A・ヤマトさん

    コメントありがとうございます!
    観取央、そして『小さな青春のうたの』の流れを活かしてもらえて嬉しいです。
    読んでいる途中で文化祭の話が出てきた時は驚きましたが、やはり無関係の作品とは違った読み心地になりますね。
    大事故とはいえ現実寄り、少し不思議ぐらいの話のつもりが、マルチバースに参加して熱血バトルへと展開。予想外の興奮を楽しめました。
    キャラが作成者の想像を超えて活躍するのはこの企画の良いところですね。
    バトルシーンは最高でした。

    こちらこそ『いつか、君の隣にたてるように』を書いて頂きありがとうございました!

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