• 異世界ファンタジー
  • SF

土方歳三の異世界血風伝 22

 とうとう新選組としての戦いが始まりました。

 やはり今回のモデルになるのは、池田屋事件になります。
ですが、テーマや戦う目的は大きく異なります。

 私個人としては、池田屋で志士たちが計画していたことは、やはりテロリズムに他ならないと考えています。
 彼らなりの理想があり、後世の価値観で判断してはいけないとも思います。

 ですが、風の強い日に大火を放ち天子様を拉致し長州へお連れするというのは、大勢の罪もない民衆を犠牲にするという一点をとっても、大義を見出すことはできません。
 いくら優れた志士が参加していたとしても、革命家であったとしても、許されることではなく、それを救ったの新選組であったと思います。

もちろん、新選組は正義の集団などではありません。

 ですが、大虐殺になりかねないテロを防いだという意味でも、新選組はさらなる評価を受けても良い組織なのではと考えています。

 本編はこちら
https://kakuyomu.jp/works/16816700427369214489

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する