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第7話 記憶の彼方、幸せだった日々

私は第三帝国で十分幸せだった。何も疑問に思っていなかった。自由で豊かで幸せだった。そうだ、どうして戦争に負けてしまったのだろう。

幸せ「だった」ころを思い出すことほど、つらいことはありません。人生は一日一日、一秒一秒、過去よりも今が幸せだと思って生きていきたいものです。


あああーーー、なんかここまで書いてきて、もし「戦争に負けなかったら」エリザベートはめちゃくちゃ幸せな人生だったんじゃないの? って思えてきました。こんなかっこいい夫がいて。いや、でも痛いのは嫌だな・・・

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