皆様、いつもありがとうございます🙇♂
土日は「青春の傷痕」をお読み頂き、明日からの平日は中3時代の上井と神戸の話になりますが、この辺りで両方の小説で当たり前のように語っている広島県民しか分からないような事柄をご紹介したいと思います。
「市内6校」
上井と神戸が何高校を受けるかという話の際に出てきた単語で、今は死語のハズです(笑)
小説の時代(昭和60年)は、広島県内の高校(但し普通科限定)は選挙区のような学区制が施行されていまして、通っている中学が第何学区に属するかで、受けられる高校に制限がありました。
上井と神戸の通う中学はすぐ隣が山口県という西の端、大竹市にありました。ここは第2学区に指定されていまして、受けられる公立高校は4校しかなかったんです。
五日市、廿日市、大竹、そして新設された廿日市西という4校です。
そんな学区制を飛び越して、別の学区の高校を受けたいという生徒には、高校入試の成績が上位5%に入れば、他の学区の高校に入れるという救済(?)措置があったんですが、その措置を使ってでも、広島市内ど真ん中の名門公立高校に入りたい❗という生徒がいるんですね。
そんな生徒を指して、「頭の良さは市内6校レベルじゃ」とか揶揄していたわけです。
ちなみにその6校とは、舟入、基町、井口、観音、国泰寺、皆実の6校です(でも広島にお住まいじゃないと分からん💢ですよね💦)。
思わず市内6校の説明が長くなったので、他の当時の広島用語解説は、また追って書いてみたいと思います✍