• 詩・童話・その他

悩ましい!! 一人称三人称問題っ!?

ある児童文学の賞へカクヨムから応募するにあたり、私にとってある悩ましい問題が浮上しています……。

ソレは、児童文学の賞でデビューされた作品全部、一人称だということ!!

もうN系ですか!? ってぐらいにそれしかない。あるとしたら大御所作家の作品ぐらいしか……。小学生って一人称じゃないと読まないの?

そして読んでいると、ファンタジー要素があっても、近未来であっても、架空の都市だろうと、絶対日本が舞台なんですよね。たとえば、パラレル的な異世界が舞台じゃいけないってことでしょうか?
私はもろもろの理由から、その自作に三人称が合っていると思っています。

さすがに、こんな事情は読んでるだけじゃ分からない! 当然、プロの方などに訊くわけにもいかず……。他力本願ぽくて大変申し訳ありませんが、何かご存知であったり、考えのある方がいらっしゃれば教えて頂きたいです。

個人的理由ですが……切実に悩んでいます。

6件のコメント

  • 斑猫です。今度は近況ノートにお邪魔いたします。
     確かに文学賞がらみの内容は悩ましいですね。
     単純に趣味・サイト投稿の範囲でしたら、一人称・三人称問題や物語の舞台等は書きたいか否か・書き易さで判断できますし。

     と申しますのも、文学賞には(規定として明言されていなくても)選者や主催者の好み、端的に言えば当選しやすい内容が存在する事実があるからです。

     児童文学ではありませんが、文芸系統の文学賞であっても、主催する出版社によって純文学寄り~エンタメ寄りと違いがある訳ですし。
     受賞作が一人称作品ばかりと言うのは
    ・投稿者の力量では三人称が困難
    ・主催者側の趣向
     のどちらかだろうなと思ったのですが、後者の可能性もあるかも……と思ったので先の意見を述べさせていただきました。力量云々の問題であれば気にしなくて大丈夫だと思いますし、一人称の作品が受賞しているからと言って、無理に一人称に合わせなくても構わないと個人的には思います。
     
     また、異世界が舞台ではないという問題も中々に繊細ですね。
     とある公募では異世界が多すぎて異世界ものを出禁にしたという話を以前ネットで見かけました。
     児童文学の世界で異世界(接待)ものへの懸念がある可能性は薄いのですが、時代が時代だけにもしかすると……とも思いますね。
    ※余談ですが文芸系統では99.9%くらいは現代社会が舞台ですね(笑)

    ……以上が私の意見になります。何か色々と偉そうに意見を述べてしまってすみません。参考になれば幸いです。

     ではまた。

     
  • 斑猫さん、アドバイスありがとうございます。

    そう、趣味やサイト投稿の範囲ならば、こんなに悩むことはないのです。文学賞って明らかに裏事情がありますよね……。

    N系に例えたのは、Nで人気を得たいなら前提として一人称が絶対(できているかは別として)だという事実があるからなんです。
    そもそも私が一人称難しいと想うのは、まず主人公の名前をどう出すか? なんですけども、児童文学で「ぼく(わたし)、〇〇〇〇」とか普通に地の文で書いてあったり……。良いのか、それ?

    ・投稿者の力量、問題の可能性は薄いかな。と個人的には思っています。ひょっとしたら三人称を一人称に改稿させた、って例があるかもしれません。想像ですけど、主催者側の趣向かなぁ。もしくは読者層の……?

    かつては異世界へ行来も児童文学の醍醐味だったのに。まさか接待モノの影響がここまで!? と思わず邪推してしまいます……。

    ちなみに、度々コメントに書いていた自作の話になりますと、パラレル的異世界であり。モンスター種が繁栄して、人間と一部の種族が希少種あつかいされている。文明度は現在と同じ。舞台はイギリスをモデルにした国の架空都市といった感じです。
    主人公は希少種吸血鬼の女の子。準主人公が同じく希少種人間の女性。としていますね。少しだけ日本らしい背景も加えた、現在の海外児童文学っぽいものと認識して頂けると幸いです。視点の入れ替わりが必要なので、三人称にしたいという事情もありますね。

    応募に関するページもカクヨムにありますが、そうしたことは記載されていない。現状では何とも言えません……。一応は、海外文学も新訳として出版しているんですが。


    追伸 ここに書くべきじゃないかもですが、斑猫さんも第一部のまとめと第二部の準備頑張ってください。
  • 斑猫です。
     すみません放置してしまっていました(汗)
     もしかして「角川つばさ文庫」の事でしょうか。
     一人称で名前を出す手法としては、個人的には下記のように思っています。
    ・「僕の名前は斑田猫蔵……」とするのはNG
    ・別の登場人物(親兄弟)等に「猫蔵!」と呼ばせる感じでサラッと行う
    ・子供が主人公であれば、所持品にフルネームが書いてあるという所で示す
     2番目、3番目の方法を行えば、割と自然に読者に名前を報せる事が出来る気がするのですね。もちろん、三人称であれば「猫蔵は~~で」とごく自然にできるわけですが。

     児童文学の内容も実は時代と共に変化しておりますね。
     数年前の作品にて、ユー〇ューブに投稿する部活に励んでいる生徒の話が児童文学(ヤングアダルト?)として出現しておりましたので、もしかするとと思った次第です。

     パラレル的異世界の内容も興味深いですね。モンスターが繫栄して人間が希少種……色々と想像力がはかどります。ご存じの通り(?)私も人外は好きなので、彼らの行動や社会的活動とか気になりますね。
     海外児童文学風味と言うのも楽しそうです。
     児童文学も良質な内容には目を通しているのですが、やはり日本の作品ばかり読んでいると飽きてくるので時々海外の物も読んでいます。
     ダレンシャンのクレプスリー外伝とかが面白かったですね。
    ※個人的には、大人が児童書を読んでも構わない、下手なラノベよりも大いに勉強になるし楽しいと思っております。
     但しこれは「良質な内容」に限った話ですね。まぁ児童書は他のジャンルよりも「ハズレ」は少ないかと思うのですが、中には「いじめられるのはいじめられる側が悪いのだ」と言う論調を「正しい」と思って書いている場合がありまして……

     長文失礼します。そして返信が遅れて申し訳ありませんでした。
     ではまた。

    追記:九尾の末裔第二部は7/2より本文第一話を投稿しております。
     
  • ねだるような真似をして、すみません! 返信ありがとうございます!

    うっかり隠してしまいましたが、バレバレでしたね。その通り、「第10回角川つばさ文庫小説賞」です。カクヨム公開可、梗概書かなくて良い!!

    あれから私も考えてみたのですが、ユー◯ューブだけではなく、異世界へ行き来したり。異世界舞台が減少した理由も、時代背景故でしょうか。
    反面現代ファンタジーが増加傾向ですね。斑猫さんも現代ファンタジーを書きたいなら、児童文学を視野に入れてみてはいかがでしょう?

    一人称の問題。別の小学生向け文庫ですが、普通にNGな書き方をしてたんです。まあOKなやり方でも下手したら、主人公の名前出るの遅いわ! ともなりそうではある(汗)

    色々思案してみた結果、分かりやすい世界観の描写や、視点キャラの切り替えが必要などで、三人称にしようと決めました! 先入観よりも伝わりやすさを意識したとき、どうちらが合っているかを重要視した結果です。

    作風を褒めて頂き、面映いながらも大変光栄でございますれば。
    これから「角川つばさ文庫」を含めて何冊か読みつつ、執筆開始しようと思います。まず書き上げてからアップして完結済にしないと、応募違反になってしまいますからね。それをお楽しみに!

    蛇足になりますが、児童文学含め海外文学は翻訳命ですよね。ホントに、ハ◯ポタみたく訳者があれだと、目も当てられないと言いますか……。

    それではまた今度! 失礼致します。
  • こんにちは。
    三人称より一人称が受け容れられやすいのは、やはり話にすっと入り込みやすいからだと思います。
    無論書く側も書きやすいんだとは思うのですが。
    読者の年齢を考えるとあまり視点がころころ変わるのは読者を混乱させるもとになるのではないかと思います。とはいえ、N系でよくある「~視点」は論外ですが。あれは個人的には好きではないです。むしろ京極夏彦的に「後に聞いた話である。」として三人称を一時的に入れる方が個人的には好みです。

    三人称も「三人称一人視点中心」か「多数の視点」で読みやすさも変わりますので、その辺りも……
  • 江戸川ばた散歩さん、こんにちは。コメントありがとうございます!

    そうですね。加えて、どんな要素あっても日本が舞台。が一人称だと徹底している。でないと、話に入りづらくなるのでしょう。
    とうに上記のコメで、お分かりかと思うのですが、私は逆に一人称は描きづらいのですよ……。また一人称しか書けない人の小説を読んでも、なりきれてない。場合もあり。言うほどに簡単ではない気が。

    三人称と決めたのは、準主人公的キャラの視点を入れたかったからです。ただしあまり視点を、ころころと変える気は毛頭ありません。
    また次作は日本舞台、ではないのですね。海外児童文学のような雰囲気もあります。視点交代、三人称でも可能なのは、二キャラと決めています。
    どちらかと言うなら、「三人称一人視点中心」に近いものかと。

    そんな感覚なんです。不明確だったら申し訳ありませんでした。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する