まぁ、実際は新作じゃないんですが。
これはかつて某コンテストに応募した作品ですね。
都市をファンタジー化するというテーマのコンテストで、僕は東京都墨田区は両国の町をピックアップしました。両国国技館のある相撲の町ですね。
作品は、ゴミ山から生まれた全身鎧の人工生命体が力士(パワーノート)と出会って自分の存在意義を見つけるという話です。天空樹というスカイツリーをモチーフにしたものも出てきますが、墨田区を表現するために使っただけで、意味ありげに登場するわりに話には関係してきません。
作品は3万字弱の中篇となっています。よろしければ最後までお読みいただけると嬉しいです。
実は地元から上京したときに初めて住んだのが両国でした。家探しをしているときに不動産屋さんに言われたのが、「両国はお相撲さんが沢山いるから治安が良いんです」。
実際、治安の悪さは感じませんでしたし、力士は沢山いましたね。
あと、意外と知られていないケースがあるんですが、力士ってベビーパウダーの匂いがします。
そういえば、この話も相撲をテーマにしてるし、ちょっと相撲をイジりすぎてるな……。そんな相撲マニアじゃないんだけどな……。