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三年ぶりの短編を公開しました

だいたい三年ぶりに短編を作りました。
『さよなら花鳥風月』というタイトルですが、特に意味はありません。語感で決めました。さよなら何とかにしたかっただけです。

今朝方、在宅勤務している最中にふっと情景が浮かんで、「教室でJK達が仲良く首吊りしてるとかエモくない?」と思ったので書きました。制作時間は確認したら一時間くらいでした。

自殺という行為は何度も書きたくなるもので、その中でもとりわけ首吊りと飛び降りは象徴的な要素として僕の中でも強い存在感を放っています。
これはもしかしたら過去の体験とかから生まれている衝動なのかもしれませんし、自殺という誰しもが一度は考えてしまうものに対する抵抗なのかもしれません。

そこへ地球滅亡というトンデモ展開を加えたのは、手をつないで足元が崩れてゆく光景をただ眺めるシーンを書きたかったからです。
明確に地球滅亡するよって話は意外と書いたことなくて、でもいつか書きたいと思っています。どう滅亡するかというアイディアはあるのですが、肝心のシナリオが全然出来上がらない。

ただ久々の短編だったので、短くまとめるのには苦戦しました。それに着地点を見失いました。
いつもなら結末から先に考えるのですが、今回はワンシーンから組み立てたので終わらせ方に悩みました。結果、よく分かんない事になっております。

でも教室でみんな仲良く死のうよってアプローチは気に入ったので、いつかまた似たような話は書いてみたいものです。

それでも尚、生きるに足る理由を探して。
それではまた。

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