インフルエンザでしたが、吸引するタイプの薬のやつ、あれですぐさま良くなりました。最近の薬は凄いですね!
あんだけしんどかったのに一晩で楽になった!
そんで『覚醒器官』の更新を再開したわけですが、いよいよ佳境です。ここからが大変です。
これまでずっと書きたかったシーン、「レプリカントが涙を流す」を書けたわけで、あとはもう決まっている物語へと突き進むのみ……。
これまでいくつかの寄り道をしつつ10万字近くまできましたが、恐らくChapter1もあと2万字くらい、ここからは寄り道無しです。予め決めていたシナリオをひたすらなぞるのみです。だからこそ大変です。書きながらのライブ感が無くなるぶん、これまで前フリしてきたのをきっちり精算しなきゃいけないですから……。
それこそ当初の予定ではラウラ出さない予定でしたし……出してからすげー後悔した。あの辺とっ散らかってて反省してます。
さて、「レプリカントが涙を流す時」というのは連載初期からずっと温めていたものですが、初めっから存在していたものではありません。
確かファイが目覚めるシーンを書いている時、ミラの役割をもう少し深堀しようと思い色々試行錯誤した際に思いついたものです。
個人的には凄く気に入っていて、こういう皮肉っぽくて残酷な機能とか、合ってほしくないけどありそうな気もする。
「死期の可視化」。これってどうなんでしょう? 人間にしろ他の動物にしろ、それこそ家庭用レプリカントにしろ、この機能は別れの辛さを緩和させる事が出来るのでしょうか?
さて、一つの章の完結がもう目の前ですが、物語はまだまだほんの始まりです。
淡路島編の結末まで書けたら、レイアウトの調整と各シークエンスのバランスを調整します。あまりに話数偏っちゃってるもんですから。
それではまた!