こんばんは。今回は長編連載時にありがちなミスについて。
今年初頭は『覚醒器官』のみを更新する予定で、現在次の更新分をもりもり書いています。
次の次くらいの更新でいよいよ淡路島編も折り返しなのですが、ここに来て致命的なミスを発見してしまいました。
次回更新で何となく伝わるかもしれませんが、今はまだ秘密にしておきます。というか、ミスというより方針変更の弊害と言ったほうが良い。
ある存在について、当初は深い意味を持たせていなかったんですが年末辺りに設定を練り込み、とある役割を与えることにしました。
しかし過去の掲載分と矛盾が起きる、あるいは相当遠回りしないと辻褄を合わせられなくなる事に気が付きました。
基本的に「後から書き直す」事をしたくないのと、今更バックナンバーを修正してそこだけ読み直してねってのもなんだかなぁ……と思いますし。伏線だってバレるし。まあそれが回収されるのは多分十年後くらいだろうけど……。
というわけで、今回はとりあえず「無理くり辻褄を合わせる」方針を固めました。ここで躓いても仕方ない。これが繋がるのは終盤だし、その頃にはみんな忘れてる!
兎にも角にも、覚醒は至るところに今後の展開への布石というか、自分へのメモ代わりにしている描写が多々あるので、設定変更が起きると頭が爆発する。
これは「伏線大量に貼れたぞドヤァ」ではなく、単に「これはこの先の場面で繋げるから書く」という、「展開上必要なものしか書けない」という悪癖によるものです。
これはキャラの個性や生活感、描写の深さを欠いてしまうやり方です。やってはいけない。だってこれじゃあダイジェストみたいなもんだもの。
これは治さなきゃなぁとずーっと思っているのですが、中々難しいです。とにかく文章を削り上げて、最短距離でぶち抜くのは時と場合によります。
もうちょいキャラクターの個性とか描けるようになりたい。そんな今日このごろです。
それではまた。