「タバコがやめられない男は日々叫ぶ」は、知り合いの男をモデルに書いた。
なんか不憫な男がいたから、せめてその男が自分への不条理を叫べるようにと願いを込めて書いたんだ。
……嘘だ。願いなんて込めてない。
ただただ不条理にまみれた男が好みなだけだったんだ。ごめんね知り合い。
友達に話を見せたら、「お前の中での知り合いはどうなっているんだ」と言われた。ほんとだよな。
なんでこんな不憫なんだよ。
スマン知り合い。
私がソイツに言いたかった事は、既に2話までで尽きてしまった。だから多分、ココで終わるのが美しいし綺麗なんだろう。
しかし、君は続きが欲しいと言ってくれた。
それは、書き手にとって一番嬉しい言葉だ。
しかもモデルから言われるんだからな。
嬉しいに決まってんだろ。
この話で初めて、まとまった話が書けたんだ。
それを「見たい」と言ってくれた君に、私はどれだけ救われただろうか。
私は君に感謝しなければならない。
君が見たいと言ったから
遅筆だけども多分、この話はヌルヌル続くだろう。