『月夜の浜辺』を読み直しているといくつかおかしい点が見つかって……
一番はこの一文。
「涼しい海風とは対象的に、砂は温かかった。」
よく考えたら、陸よりも海の方が温度が変化しにくいんだから、時間の設定が夜であるこの場面で海が冷たいのに地面がまだ温かい、というのは変な話ですよね。
海の近くに住んだことがないので、海は涼しい! 冷たい! というイメージで書いていました。気づけてよかった。
「まだあたたかい海風とは対象的に、砂は少しひやりとしていた。」
という風に訂正しました。
人生で初めてくらい、理科の授業真面目に受けてて良かったと思いました。偶には役に立つものなんですね……