碧海にあ

あなたはこんなにも綺麗で、世界はこんなにも美しくて。素晴らしい物語に満ち溢れていて。 それなのにどうして私はこれほどまでに汚くて醜いのでしょう。 消えてしまえ。死んでしまえ。決し…

幸せな二人でしょう。 彼女はただひたすらに美しかった。 その姿は僕の命が残り数分になってから、人生で最も印象に残るものとして頭に焼き付いた。 どんなときだって何度だって僕は彼女…

海くんの心はずっと一人に囚われたまま。 私のことも見えないで。 忘れてくれたらな、なんて、最低かな。

お越しいただきありがとうございました。 主からの言伝でございます。 執事の話し相手になってくれてありがとう。 もし君が私と同じように主人公を妬む嫉妬深い人間なら、君もやってみる…

すっきりした。

何歳になったとて、「この人に一生を捧げられる」と思うには若すぎる。けれど恋をすると、愛されているように思うと、愛しているような気がすると、捧げたいと思ってしまう。仕方がない。若者…

私自身の希望と、そう都合よくはいかないよねって現実。愛し合ったまま別れを迎える自己中なふたりの話。 たまには短歌なんてのいうのもいかがでしょう。いずれ小説にします。

明太子ルーレットは怖いものが嫌いですが、その中の一つが白くて明るい部屋です。怖い。 伝えたいことは特にありません。明太子が書くのは、そんな小説ばかりです。

職場でひとり倒れた社畜男は目を覚ますと異世界に転生していた。が、ビジュガチャハズレにも程がある！ 俺の転生にハーレムとやらはない。あるのはただ、汗臭くてむさ苦しい男たちの友情だ…

今日挙式を上げた俺と彼女。披露宴後、彼女は呟いた。 「運命じゃないんだろうな」 つい昨日「きっと運命だね！」ってセリフを見かけまして。運命の相手と結ばれる人ってどれくらいいるん…

詩人中原中也の作品『月夜の浜辺』にインスピレーションを受けて制作しました。 誤字脱字のご指摘や表現その他アドバイス、感想等お待ちしております、がどうぞお手柔らかにお願い致します……