許可が降りましたので
ずっとお待たせしていた速報です。
タイトルの繰り返しになりますが
『引きこもりVTuberは伝えたい』の書籍版は
2023/12月に 電撃の新文芸さんから出ます!
詳細は電撃文庫のサイト(電撃の新文芸含むので)に掲載されるのをお待ち下さい。(11月中?)
お願いします買ってください!
これは当たり前の話として聞いてほしいのですが、昨今の出版業界を取り巻く状況としまして、
例えWEBで完結済みだろう85万文字を超えた大長編を完結まで書籍化確約なんて、ほぼありません!
つまり続刊があるかどうかは全て第一巻の売れ行き次第です!
年末冬休みのお供に買ってください!
予約購入も期待値を測るための大事な要素らしいです。
影響購入したサイトでのレビュー、口コミなどの書き込みなども重要だとか。
作者に声を直接届くのはとても嬉しいことです。
ですが!!!
ですが、作者と読者で「面白い」の声が閉じてしまうと効果が薄いのです。……悲しいことですが。
大衆や市場、出版社に「面白い」という声が届かないと次に繋がらない。
世知辛い世の中ですね。
これは私だけではなく、全ての作家の作品、全てのエンタメに通ずる話です。
『推しは推せるときに推せ』です。
書籍版はストーリーや設定の変更はありませんが、約3万文字加筆してます。
新エピソードはありますが、加筆した部分のほとんどは演出の強化です。
WEB版はWEBに特化した書き方をしていたので、縦書きにしたときに物足りなくなったので。
実は昨今の時事問題で削った部分もあります。
それと忖度で削った部分も……野比家への名指しのシュプレヒコールは残念ながら認められませんでした。
真っ当すぎる編集者さん指摘の多くを受け入れて、一部反発しました。「どうしても主人公のキャラ確立のための譲れません。不自然ところは書き直すのでこのままの設定で出させてください」と頼み込んだこともあります。
書籍版はそういった諸々含め、より深く心に届く作品になっています。
お願いします買ってください。
なぜここまで押すのかというと、売れてほしいのはもちろんなのですが、完結まで世に出したいからですね。
すでに読んでくださった方にはわかると思いますが、
『引きこもりVTuberは伝えたい』という作品はメッセージ性という部分では第四章からが本番になります。
もちろん前半も面白く書いてますよ。
第一章は全ての基盤。
第二章は主人公の身体能力で活躍(あと一期生三期生)。
第三章は主人公の家事能力で活躍(二期生)。
第四章は主人公の芸能で活躍(事務所を飛び越えた活躍)
見所も、活躍のステージも全て分けてます。
第五章と第六章は集大成ですね。
それでもメッセージ性が第四章以降の方があるのは、言葉には重みが大切だからです。積み重ねが必要なんです。
例えば第五章の『足掻け』を第一章に持ってきても響きません。
あれは三期生でも一期生でもなく、色々苦労した二期生の翠仙キツネの口から最初に出て、真宵アリスに伝わることで言葉の重みが増します。一期生ではダメでした。
と、まあ演出面での色々もあり、完結まで書籍化したいのです。
どうかお願いします買ってください。
WEBで完結しているのに打ち切りは悲しいですからね。