最近は近況ノートを更新していませんでしたね。
繁忙期に入ったのとTwitterでかなり書いていることが理由です。
今回の内容もかなりTwitterでの内容と重複するところがあります。
こっちのほうが長々と好き勝手書いていますけど。
私は五年以上もなにも書いてない時期がありました。
執筆を再開して、復帰第一作目が
『引きこもりVTuberは伝えたい』
です。
実はそれまで現代ファンタジーやSF要素の入った作品しか書いたことがありませんでした。
ラブコメはありますが、ちょっと不思議要素が入っていました。
魔法要素などの要素が皆無。
恋愛要素もない。
純粋な人間ドラマのお仕事モノは本当に初挑戦です。
その初挑戦で約一年半も投稿し続けられていることに私が一番驚いています。
皆様応援ありがとうございます。
本当は流行りで読まれやすいなろう系や悪役令嬢もので、web初投稿しようと思っていました。
流行りや転生モノは研究していたので。
VTuberモノを書いた理由はいくつか理由があります。
VTuberに興味があった。
ネット上の誹謗中傷などの関心が高まっていた。
VTuberもかなり病んでいましたからね。
ただ一番大きな理由は自信がなかったからからです。
私は始め方と終わり方を考えてから書き始めます。
話の軸になる要素は「少女の成長モノ」「ネットの誹謗中傷に完勝する」「VTuberとして成功する」の三つ。
成長について主人公の精神的成長と仲間との絆。
ネットの誹謗中傷は第一章と最終章……そして黄楓ヴァニラの復帰と二期生の躍進(主人公以外で一度折れた人の復活要素)。
けれどどう考えてもVTuberとしての成功がわからない。
何をどこまでやれば「この子なら売れて当然だ」と説得力を持たせられるのか。
VTuberとして売れる条件が私には全くわからなかった。
個人勢スタートは早々に諦めました。
個人勢でデビューしてからすぐに人気ものはありえないし、数か月の虚無期間はネット冤罪被害者でネット冤罪を晴らすという目的で活動する主人公に合わないとの判断です。
売れているVTuberが持っている特性。
月並みですが「個性的な性格」「行動力」「トーク力」「器用な声芸」「歌唱力」「企画力」「組織力」「運」……あとは「ゲームの腕」でしょうか。
ゲームは版権などが面倒だし、私よりもゲームが好きな人は多そうなので避けました。企画力も主人公の性格には合わない。
だからそれ以外の全てを兼ね備えた存在が主人公の真宵アリスです。
行動力も主人公の性格には合わないですが「巻き込まれ体質」+「予想の斜め上の暴走体質」で乗り越えました。
こうして主人公のキャラクターは完成したのですが、やはり物語の終わり方がわからない。
VTuberに優勝するべき大会も、ライブの聖地もないですからね。
金盾などの登録者数が目標かもしれませんが、それで読者様が盛り上がるかと言えば盛り上がらないので。
物語の終わらせ方。
本当に悩みました。
『引きこもりVTuberは伝えたい』は幸運なことに読者様に支えられています。
その結果、考えられる要素をすべて書く方針になりました。
すでに第五章で仲間との絆を深めた大規模イベントもすでにやってますね。
これも終わらせ方の一つです。主人公は幸せな仲間に囲まれています。
繰り返しなりますがネットの誹謗中傷は第一章と最終章で克服してます。
主人公が過去と類似した事件に直面した。
第一章に至るまで一年引きこもりました。
そこからどこまで成長したのかを示すことで完結とする。
終わらせ方その二ですね。
これだけでも主人公の真宵アリスは人気VTuberであると、読者様に納得していただけるかもしれない。
でもそれは実在する人気VTuberのように見えるだけで特別感がないですよね?
物語の主人公成功としては弱いんです。
読者様の記憶に残り続けない。
このストーリーで、だから凄いVTuberとして大成したんだ!
とVTuberとしても成り上がりも記憶に残らないといけない。
やっぱり「この子なら売れて当然だ」という確固たる説得力が欲しかったんです。
改めて全国大会優勝などの要素は強いですよね。
羨ましいです。
そんなことをずっと悩んでいまして最近更新していた『世界に叛逆するネットTV配信』に至りました。
やり過ぎですね。
わざとやりすぎな展開を書きました。
もちろんそれまでのお話から逸脱しない範囲です。
舞台上の行いはそれまでの積み重ねで可能な動きと演出。光り輝くところもパンダやシャイニングロリで出していましたし、刀の出現も使えることも提示してました。児ポについても主人公の年齢から類推できる内容ですし。
やりすぎですけど伏線や準備は事前に全てしていましたので大丈夫ですよね。
次回は掲示板回です。
ただの掲示板回です。
主人公の真宵アリスのネット番組出演がどこまで影響を及ぼしたのかを書きます。
とりあえず新世界の神にはなります。
まあ予想済みとは思われますが。
ウタではなく初音ミクをイメージしていただけると助かります。
掲示板回で描かれることが私が考え抜いた「VTuberとしての成功」の答えです。
VTuberとしてどこまで売れたら成功かわからない。
VTuber界のトップとはなにかが不明瞭なので、こっちの路線は諦めました。
だからネットミーム化を目指した。
アイコン化と言ってもいいです。
ネット上に伝説を刻むことが『世界に叛逆するネットTV配信』の目的でした。
読者様が「ここまでやれば売れて当然だ」と確信できる内容になっていればいいのですが。
以上、久しぶりの近況ノート更新。
長々と失礼しました。