自主企画に参加して、作品の相談に乗っていただこうと思った話

表題のとおりです。
特に始まりの方の物語の訴求力が弱いのかなと感じていますが、どう手直しをすべきか、またどういう形にすれば自身が納得できるのか、判断ができかねています。

まず、1話を一読いただいて、印象をお伺いできれば嬉しいです。

文章の作法は気をつけているつもりですが、不勉強で適当でない所があれば、あわせてお教えいただければ幸いです。

自主ノートの作成が先のはずのところを、誤って参加を先にしてしまったので、改めて。
この機会に、間に合うとよいのですが。

20件のコメント

  • こんばんは、流川夕と申します。
    自主企画参加ありがとうございます😊
    まずは一話を読むので、少々お待ちください。
  • 改めて、1話~数話、拝見しました。

    まず印象ですが、最初の一話。
    丁寧な話の運びで、序盤から世界観の説明も散りばめられているので、私の好みからいえば大好きです。文章や単語の使い方も、私が拝見する限りは目立っておかしい部分はありませんでした。

    次に訴求についてですが、不足という部分で見ると確かにインパクトは弱いかなと思います。その上で、めぐるわさんがこの一話部分をどういうコンセプトで、後々のお話に繋げているかを伺えればと思いますが、いかがでしょうか?
  • このたびはこのような機会をいただけ、ありがとうございます。
    まず最初に余分かもしれませんが、感謝を。

    この1話は、私が初めて書いた本当に最初の文になります。
    ここで、この話がなにを大切にしていくかをはっきりさせておこうと思い、温かで爽やかで世界への愛にあふれる、そんな始まりにしようと書き始めました。
    この1話の雰囲気が今後の物語の基調であるつもりです。(どこまで厳守できているかは少し不安もありますが。)
    また、構想プロット的な部分では、主人公レンガのこのような世界への「好き」が、世界と主人公自身の破滅を免れる鍵になる、そんな展開の予定です。

    ただ、上記のようにどちらかと言うと自分向けに書いてしまった1話であり、読んでくださる方と向き合う覚悟に欠けたかと自省しているところになります。

    取り急ぎまずはここまで、説明不足やわかりにくい部分などありましたら、ご指摘いただければと思います。
  • 承知しました。
    気になる部分を書き出してみるので、お待ちください。
    ちなみに読者層は、どんな方を意識していますか?
    例えば軽い物語でいいとか、重い物語好きとか、
    こういう人に読んでもらいたいという想定はあるでしょうか?
  • 読者層は軽めを考えています。
    ある程度設定などは構築しているつもりですが、リアルさよりも楽しさ優先の作品と思っております。

    また、当初意識していましたのは、
    「主人公レンガというレンズを通し架空の世界を覗いて、世界の見え方やレンガというレンズの歪みを楽しんでいたければ」というのが始まりです。
    そのせいでストーリーが弱めになり訴求力の不足につながったのではと考え、ここは徐々にバランスを試行錯誤している部分になります。
  •  こんな感じでいかがでしょうか。
     主人公の”好き”をもう少し具体的にして、冒頭に今後を予感させるシーンを入れるようなご提案です。あくまでご提案なので、参考程度に考えて頂ければと思います。最初の一話を丸々転載したので、気になるようでしたらのちほど削除してください

    【最初に何か、短い夢を見るシーン。作品の根幹を予感させる、声や描写。短ければ短いほど良いと思います。これで今後の展開を予感させます。最後に満ちる光で目覚める描写※朝日に繋がります】

    「ん……」

     ガラス窓から差し込む朝の光が、ベッドに寝そべる私の顔をくすぐった。夢が終わり、目が覚める。いつもと変わらない、平凡な朝。
    今日もどうやら、いい天気のようだ。

    「……、ん〜〜〜!」

     起き上がり、大きく伸びをして、ちょっと声を上げる。【ここでだらしない声とか、のんびりした声なんて描写を少し入れたり、髪が頬をくすぐる描写を入れると、身体的な特徴をスムーズに入れられるかもしれません】

     これが、なかなか気持ちいい。

     ベッドから降りると、寝押ししておいた学院指定の制服を取り出して、スカートの皺がとれていることを確認、着替える。【ちょっと一文が長いかなと思います。例:ベッドから降りて、寝押ししておいた学院指定の制服を取り出す。よし、スカートの皺はちゃんと取れている!+着替える描写で身体的な特徴を入れてもいいかもしれません】

     水差しの魔石に手をかざして水を汲むと、コップに1杯うつしてフルーツをひと絞り【フルーツにこの世界独特のものがあれば、物語に深みが増すと思います】。ゴクリと飲むと、酸味で頭がシャキッとする。

     1階に降りて、ざっと髪を整える【雑に整えるか、丁寧に整えるかで、性格を出すのもいいかもしれません】。持ち慣れた荷物を手にとって、朝食のために用意しておいたパンを口に入れる。

     ああ、おいしい【昨日の食事と対比したり、なにかを思い出しながら食べると、そこで後々の世界観説明を削って、スムーズに序盤から物語に読者を導入できると思います】。

     朝からすこし、幸せな気分♪

    「いってきます!」

     他に誰もいない家でも、挨拶はきちんと。

     扉を閉めて、家を出る。

     もう少し早く起きたほうがいいのだろうけど、これでも私も【は、でもいいかもしれません】、なかなか忙しいのだ。

     少し夜ふかし気味なので、朝の段取りを短縮するのは許してもらいたい。

     早朝の町は、まだ人通りも少ない【例えば煉瓦の街なのか、木造の町なのか。どんな臭いがするとかで、世界観を演出してもいいと思います】。

     ほとんどすれ違う人もないまま、私は働いている店の前にきた。

     あたり一面に、焼きたてのパンの香りが漂う。

     思わず深呼吸。

     ああ、私は、この匂いが大好きだ。

    「おはようございます!」

     元気に挨拶する。うん、挨拶は、大事。一日が気持ちよくなるから。

    【マリオさんの描写を先にしてもいいかなと思います。例:そこにひょこっと、店主にして私の雇い主であるマリオおじさんが顔を出した。丸っこい顔に笑みを浮かべて、いつものようにこたえてくれる。】

    「おう、レンガちゃん、おはようさん。今朝もよろしく!」

     店主にして私の雇い主であるマリオおじさんが、丸っこい顔に笑みを浮かべて、こたえてくれる。

     おじさんの顔、いつ見ても、この店の名物パンに似てるなぁ。

     なんて失礼なことだけど、いつも頭に浮かんでしまう。

    (でも、どちらも好きだから、いいよね?)

     そして、これが今朝のお届け物か。

     私の担当の棚に、すでに焼き上がったパンがバスケットに入って、1,2,3,……14。

     私の働く店『猫のパン』は、猫の看板がトレードマークの、ただいま町でうわさの店【店が重複しているので、こんな感じはどうでしょうか。私の働く『猫のパン』は、名前の通り猫の看板がトレードマークで、ただいま町ではやりのお店。一番人気は、なんて入れてもよいかもしれません】。

     猫の描かれた猫車にバスケットを載せて、焼きたてのパンなどを朝食前にご家庭に届ける。

    ※ここから先に、提案はありません。
  • 読者層のご回答もありがとうございます。
    主人公を通して読者が世界を見る、というのを意識しているのであれば、やはり無理をしてストーリーを早回しにする必要はないかなと思います。

    代わりに例えば、出勤途中に少しトラブルをいれるとか、癖の強い客や知り合いを出すなど、イベントやキャラクターから読者を惹きつけるのも良いかなと思いました。特に主人公が魅力的で天真爛漫なので、最初は彼女をまわりの登場人物で引き立てていくと、自然にお話しに深みがでるのではないかなと思います。
  • ご提案、ありがとございます!

    いろいろなるほどと感じ、書くことを急いでまだまだ私自身が世界を描写しきれていなかったとこを痛感します。

    そして、これは考えていたことなのですが、
    1-2話や2-2話は後で恋愛要素につながっていき、2-4話で軽い戦闘が入るので、ここまででキャッチコピーに掲げた日常・戦闘・恋愛の要素がが一通り出揃うのではないかと考えています。
    ただ、話数をかけ過ぎでかつまだ刺激も不足しているのではとも思っております。
    そこで、提案いただいた冒頭の夢と合わせてプロローグを加えるかたちで、「好き」の具体化と今後の展開の提示をできないものかと考えました。

    よろしければ、ご意見をいただければ有り難いです。
  • ちなみに夜も遅いので、こんなところで大丈夫ですと思われた時点で、お気軽にお声掛けください。私も眠たくなったら正直に申し上げます。私のお手伝いで少しでも良い作品になれば、それだけで嬉しいので、お気遣い等はなく頂けると幸いです。
  • 冒頭のプロローグの件、かしこまりました。
    少し考えてみますので、少々お待ちください。
  • ご提案いただいた出勤時のトラブルや癖のある客については、徐々に出せているかと思っていますが、なにぶん1日4話を重ねる構成をとってしまったので、ストーリー展開が4分割されてしまい、展開がだいぶ遅くなってしまっているのではと思っております。
    (1-1話はトラブル無し、2-1話や3-1話はちょっと変奏、という感じに出来ていればと思っています。)

    これはヘンに構成にこだわって失敗したかと反省しているところですが、良い解決が思い浮かんでおりません。

    時間の件については、承知しました。
    お互い無理のない範囲でできましたら!
    このような機会をいただけ、既にこれだけのご意見を伺えただけで、とても嬉しくありがたく思っております。
  • まず冒頭の夢について。
    私は短ければ短いほど良いと申し上げましたが、これは理由があります。最初の主人公の目覚めから職場へ出勤する描写が爽やかで、めぐまるさんが目指している、愛に溢れた世界という光景がよく現れています。なので、変に謎めいたり、予言めいた描写をだらだら続けると、せっかくの冒頭の爽やかなシーンを壊してしまうのではないかなと思いました。そういう理由で、短いほうが良いと申し上げた次第です。

    そのうえでのご提案で、以下を考えました。
    ・主人公が誰かに語りかける夢。
     恋愛対象であったり、仲間であったり、主人公が少し俯瞰した視点で、これから起こる出来事を予期するように言葉を重ねる。ここは描写や説明文よりも、感情が望ましいと思います。レンガが誰になにを思い、そこでどんなことを感じているか。目覚めの描写に、余韻を追加してもいいかもしれません。
     例:○○、いかないで。わたしをおいて、いかないで。さみしいよ。
     例:わたしの手に、鍵がある。すべてのはじまりと、終わりを司る運命の力。パン屋さん、いまも繁盛してるかな。○○、また食べたいな。だから、戦うよ。もうなにも、失いたくないから。

    ・手紙形式
     あのときわたしは、みたいな感じで、過去の自分に宛てたメッセージです。これも具体的な感じではなく、風で本のページがぱらぱらとめくれるように、さらさらと流していくような感じも良いと思います。
    例:あのときわたしたちは、ただがむしゃらにはしっていた。焼きたてのパンの香りに目を輝かせ、君と繋いだ手にドキドキして――
    例:いまでも思い出す。もし、あのときわたしが運命に手を伸ばしていなければ。大切な○○と紡いだ絆も、○○で感じた痛みも、ぜんぶなかったことになるのかな。

     短い感じではなく、がっつりプロローグをつくる場合は、やはりどこかにレンガらしさが感じられて、一話の明るいイメージに繋がるのが良いのではないかなと思います。
  • 出勤時のトラブルや癖のある客、確かに先にありましたね。大変失礼しました。私も本当にただの素人で、いっしょに考えるくらいしかできませんので、どうか大目に見ていただけると助かります。構成は、ご自分でしっかりと管理できていれば問題ないと思います。先ほど申し上げたとおり、無理をして一話にまわす必要はないので、そのままで大丈夫です。
  • 拝見しまして、まず手紙形式で短いプロローグを加えてみることに魅力を感じています。
    そしてしっかり時間を取れた際に、1話につながる物語の要素を一通り網羅したストーリーを追加してはどうかな、と。
    (親しい誰か宛の言葉ですと、友人たちとはこれから仲を深めていく感じだと思うので、亡き両親あたりになりそうで、これは何となくしっくり来ない印象なのです。)

  • すみません、タイプミスでめぐるわさんの名前を間違えました。大変失礼しました、本当にすみません!
  • ありがとうございます。
    良いですね、どういう方法であれ、執筆者がこれだ!と思うものが、物語にいちばんマッチすると思います。ほかにはなにか、気になる部分はありますか?
  • タイプミス、おきになさらず。
    当方もタイプミスありましたら、どうかご寛恕いただければ。
    内容の充実にとても嬉しく、あまり細部を意識して時間を取られるのが惜しく感じてしまっております。
  • 今のところは、スタートダッシュが薄口で展開も遅いため、1話を読んでいただけてもなかなか先に続いていかないのかと悩んでおりました。
    今ご相談させていただけたプロローグ追加で、ここの改善を図れればと感じています。

    雰囲気やキャラクターなどはとくに差し障るところはなかったでしょうか?
    1-3話の会話など、キャラクターの設定には忠実ですが読んでの印象がどうか、少し気になっています。
    良くも悪くもクセがない、クセが強いが良いアクセントになっている、癖が強く人を選びそう、など印象を伺えれば嬉しいです。
  • 1話から2話で読者数が減るというのは難しい問題ですね。web小説では、一話で駄目なら見切りをつけるという話をよく聞きます。なので一話はインパクトを大きく、例えば物語の終盤をいれたり、センセーショナルな場面やキャッチーな場面を挿入したり、みなさん工夫をされています。そういう観点からいくと、主観少女はのんびりとしているので、一話で切られてしまう可能性は高いと思います。逆を言えば、ほんわかした雰囲気を覆すような、2以降の展開を映画の予告のように面白く描写すれば、読者は確実に増えるのではないでしょうか。

    ですが、私はあまり、この方法が好きではありません。あくまで好き嫌いなので、読者を増やすなら上記の方法です。そこには執筆者が誰のために筆を執るかという部分が関係してきます。私は、自分の作品のいちばんのファンは自分だと自負しています。私が読みたい物語、私が感動する物語、私が興奮する物語を書いています。優先順位では、私以外の読者は二番目です。

    物語には骨子があります。この物語を書きたい、この物語はこういう部分です、という指標です。私はそこを現すのが、一話なのではないかと思います。この物語は、こういう物語です。私はこういう物語を書きますが、ついてきてくれますか?そこにYESと言ってくれた人たちのために書き、首を振ったひとには他の作品と良い出会いがあるように祈るばかりです。そうはいっても読者が増えないと話しにならないよ、というのもわかるので、そういう場合は、最初にお伝えした方法もありなのではないかなと思います。

    ただ主観少女をいま支持してくれている人たちは、現在の一話で物語りに惹かれ、そのまま読み勧めてくれているのだと思います。最終的な判断は執筆者に委ねられますが、できれば作品の芯はぶらさず、いまのスタイルを進化させる方向に進むのがよいのではないかと思います。読者のためにスタイルを変えることではなく、自分のスタイルを磨いて読者をひきつけるほうが、主観少女はもっと輝くのではないかなと思います。最初に大事にされているとおっしゃられていた、愛の部分。いくつがご提案も申し上げましたが、私はもっと良くなると思います。目を閉じて、自分が彼女になったつもりで世界を見回せば、頭でただ考えるよりも、もっと素晴らしい景色が浮かぶはずです。あとはそれを文字にすれば、世界はもっと広がります。


    次に、キャラクターですね。
    今回は主人公のレンガの絞ってお話をさせて頂きます。仰るとおり、レンガに関しては序盤は若干、個性が薄いなと思います。一人称の強みは、VRなどと同じ、リアル感です。決して描き易いという部分ではなく、自分が感じていることをダイレクトに伝えられるのが、一人称の良い部分だと思います。そういう意味では、普通の世界を愛する彼女の心情がよく現れていると思いますし、素敵です。ただもう少し、どこかに彼女らしさ、癖や習慣が垣間見えるといいかなとも思います。私は2まで拝見して、彼女の過去を知っているので、そこまで読んだ上で、ああ、彼女にこんな秘密が、とぎゃっぷで驚くこともできました。そういう意味では、これまでの平凡な描写も、成功していると思います。ただ、ここも上記のお話しに関係しますが、最初の数ページで読者をひきつけるには弱いかなとも感じます。二つを両立させるには、彼女自身へのてこ入れではなく、イベントのてこ入れが必要かなと思います。例えば授業のシーンで何かを感じて感覚が鋭くなる描写など、あれ、この子じつはちょっと普通じゃないの?みたいな匂わせで引っ張るのもいいかもしれません。大袈裟な感じではなく、ほんの一瞬の違和感でいいのだと思います。ホラーでよく遣われる手法ですが、日常のなかの些細な違和感は読者の印象にも残ります。ぶれに関しては気になりませんでしたが、いまお伝えしたような内容で、あえてぶれさせる、先の展開に続く彼女のもうひとつの顔を垣間見せる、なんていうのもありかなと思います。

    時間が2時に近づきましたので、自主企画はここまでとさせて頂きます。長々と語ったわりに、大してお役に立てていない気がして、お時間を頂いたのに申し訳ありません。誰かに相談したというのを周囲の方に見られるのを嫌がる方もいますので、この掲示板は消して頂いても構いません。

    主観少女、やわらかなタッチがすごく素敵です。2以降の緊迫した場面や、思いもよらないレンガの行動力にも驚かされました。この春のような柔らかさと冬のような寂しさを孕んだ物語が、これからも多くの方に愛されることを切に願っています。この作品に少しでも関わることができて、光栄でした。お時間を頂きまして、本当にありがとうございます。このまま寝ますので、お返事はお気遣いなく頂けますと幸いです。
  • お気遣いなくといただきましたが、感謝の思いを抑えきれず、少しだけ。

    とても丁寧に物語をご覧いただけ、また温かく意見や提案をいただけ、とても嬉しいです。
    また、レンガの物語にずいぶんと高評価をいただけた様子で、すごく光栄です。

    お話させていただき、あらためて私のこの物語に対する意識なども確認できたように思い、これはきっとこの先の執筆に生きるに違いないと感じています。

    今回頂いた1-1話への提案の部分は、できるだけ早く手を入れたいとおもいます。
    (ただ、プロローグについては、しっかり時間をかけて悩もうと思いました。)

    差支えなければ、この近況ノートはこのままにしておきたいと思いますが、問題があるようでしたらこの後に追記いただければと思います。
    大変遅くまで、貴重で有意義で楽しい時間をいただき、ありがとうございました!
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