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長期連載完結によせて

 こんにちは、Maya Estivaです。
『異世界の扉はマッチングアプリ!? ~失恋ガール・結衣の魔王討伐冒険譚~』が、本日をもって完結いたしました。

 7月に連載を始めてから毎日更新を重ね、足掛け4ヶ月の長期連載となりました。
 第1話の公開から完結までずっと応援してくださった方々、途中から一気読みで追いついてくださった方々、本当に感謝してもしきれません。
 また本作に大変素晴らしいレビューや熱心なコメントをくださった方々。
 皆様のおかげで、本作ははここまでたどり着くことができました。
 いつも勇気をくださった皆様に、この感謝の気持ちを届けたいと、強く願っています。
 
 この長い最後までお付き合いくださった皆様に、心より感謝いたします。
 未読の方、この機会にお読み頂けるととても嬉しいです!

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 さて、完結にあたっての所感を。
 いつも私の長編はもれなく難産なんですが、本作も非常に苦労しました。
(いま書いてる新作もめちゃめちゃ苦労してます)
 あまりに書けなくて、2ヶ月くらい執筆そのものを放棄した時期もあったかな。
 第3部に入るまでは「これ本当に面白いのか病」との戦いの記録になっていたかもしれません。
 ですがその分、スランプから脱した後の筆の伸びはすごかったです。
 もともと「第3部は好きなように書く」と決めていたこともあって、書くのが本当に楽しい毎日になりました。
 徹夜執筆が常態化し、クライマックスである第117〜120話までは1日で書き上げたと思います。
 もう完全に私生活がダメ人間になってました。

 そうして書き上げた本作ですが、前作に引き続き、ラストは「全員が幸せになる大団円」を目指しました。
 そして迎えたこの結末が果たして正解なのかどうか、実は自分でもいまだに図りかねています。
 ですが、結衣、ジーク、レイの3人はもちろん、カインとミリア、そして蒼をも幸せにする方法はおそらくこれしかない、と信じて書ききりました。
 あとはもう、お読みくださった皆さま方のご判断に委ねたいと思います。
 ただ、多角関係ありのオールハピエンストーリーは、これで最後にするかも知れません。
 いろいろと難しすぎるよママン……

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 その他、近況報告を少々。

 現在、新作長編を執筆中です。
 ジャンルは歴史ファンタジー恋愛。
 5万文字くらい書いたところで展開見直しのため寝かせてあったものを取り出し、プロットの再構成をしております。
 カクヨムコンに間に合えばいいですが、はてさて……

 実は長編をもう一作手掛けてます。
 ジャンルは学園青春恋愛。
 こちらは4万文字まで書いたところで展開に納得がいかず、いったん寝かせることにしました。
 いい感じに熟成できたら、執筆を再開したいと思ってます。
 
 それから、前日公開した自主企画参加用短編『EYES NEVER LIE 〜月の見える街で〜』。
 こちらは連作短編集としての再構築を計画しています。
 まだ詳細を詰めてはいませんが、とりあえず3話ほど短編を追加執筆しました。
 ある程度書き溜まったら、公開を開始しようかと考えています。
 連作短編集ってカクヨムコンに出せるのかな?

 また執筆中の新作とは別に『すのうどろっぷ 〜同じプロットで書いてみよう!〜』の前日譚となるスピンオフの構想も練っています。
 中東の紛争地域を舞台にした、傭兵時代の矢上と向井のイケオジ(?)バディものにしたいと考えています。
 新しいヒロインも出したいなと思ってます。

 とりあえずはそんな感じで頑張っております。
 趣味の創作なのに、いつの間にかたくさん抱えるようになっちゃったなぁ……

 それではまたお会いしましょう!


Maya Estiva







P.S.

 明日の19時頃に、恒例の番外編を🌙💡にアップします。
 キーワード「まちあぷ」でご検索ください。

6件のコメント

  •  マッチングアプリ、堂々完結でございますか。お疲れ様でございました! 沢山の方の作品を読みたいので、どうしても短編中心になってしまいますが、後で覗いてみますー。
  • 小田島様

    コメントありがとうございます!
    マッチングアプリは非常に長いので、ご無理なさらずとも大丈夫ですよ。
    短編をいくつもお読みいただき、いつも感謝しております。
    ここに書いた以外にも突発的に何か書くかも知れませんので、その時はぜひよろしくお願いします!
  • 完結おめでとうございます

    色々紆余曲折おありだったのはお察し致します

    ですが、Mayaさんの作品が様々な方を楽しませたのは、間違いない事実だと私は自認します。

    事実、私は楽しめたので、同じ感性の方は必ず存在すると思いますので。

    創作は自由なものですので、楽しいと思った方がおらられば、それが宝なのでは?
    私はそう思ってやみません。

    正直に申し上げますと、私は小説やAIイラスト。
    今は3Dキャラ作品などを彷徨う素人です。

    小説という媒体で一つのことを成し遂げられたMayaさんは、誇りに思われて良い私は思います。

    今後も自分を貫いて、クリエイター魂を貫いてください!

    次作もまたお待ちしてます!

    執筆お疲れ様でした!
  • サブサンさん!
    こちらにもコメントをありがとうございます!
    そして大変嬉しいお言葉、恐悦至極に存じます。

    長編を書くときに迷い始めるのはもう癖のようなものでして、最初に作ったプロットに満足することって私はほぼないんです。
    特に第2部は位置的に中弛みしやすかったこともあって、執筆のモチベはどうしても落ちがちでした。
    そんな中、血紅公ヴァルターや鱗王グラドラスのキャラクター性にも助けられ、なんとか書き切りました。
    逆に第3部は筆が滑りすぎて、特にSF周りで読者を置いてきぼりにする展開が目立った気がしてます。
    レイvsアルドベリヒなんて、何が起こってるか全然分かんないですもんね。
    こういった反省も、次作以降の創作に活かしていきたいと思ってます。

    本当にありがとうございました。
    あかつき学園、これからも応援に通いますね。
    よろしくお願いします!
  • マッチングアプリ、「カドカワBOOKS10周年記念長編コンテスト」の中間選考を突破しておりましたよー!!おめでとうございます!!引き続き楽しく拝読させていただきます(*´ω`)
  • ゆつみ様

    いつもお読みくださりありがとうございます!
    えっ、カドカワの中間突破ってマジですか!?
    ちょっと見てきます!

    ……
    …………
    ………………

    本当に突破してました!
    うわーマジかあああ!!
    めちゃめちゃ嬉しい!!
    教えてくださって、本当にありがとうございます!
    感謝感激です!
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