某方が神奈川県の高校野球の話をしてたので、ついつい思い出したお話です。
興味の無い方はさくっとブラウザバックしてください。
最近の話ではなく、なんと四半世紀も前の話ですから。
何かというと、まあその方が書いてる様に、神奈川県は高校野球の超激戦区の一つ。
というか、単純な参加校数だけでいけば、日本一の一つです。
(たまに前後して他県が多いこともあるらしいが)
なんせ、夏の予選は、シードされなければ7回だか8回勝たないと優勝できないという恐ろしさ。
高校生ですよ。
そんな回数、一ヶ月弱の間に試合して、身体が持つかといえば……無茶だろうて。
なのですが。
私の母校(公立高校)は、一度だけこの夏の予選の決勝戦まで行ったことがありました。
公立高校が神奈川予選の決勝まで行ったのは、あのY高(横浜商業高校)以来。
さらに言えば、普通科の高校が神奈川代表となると、なんと1951年以来の快挙だったそうで……すが。
まあ、決勝でぼろ負けしましたけどね(つД`)
私はちょうど就職してすぐの頃で、野球好きな社員がいたこともあって盛り上がってました。
で、折角なので準決勝と決勝は休みを取って応援にも行きまして。
何気に横浜スタジアムに入ったのはその時が初めてでしたが(笑)
準決勝の相手は桐光学園。
今でもよく覚えてますが、4-3でギリギリでしたが、見事に勝利。
そして次勝てばほぼ半世紀ぶりの普通科高校の代表……なのですが。
相手は準決勝で横浜高校(前年にあの松坂で優勝してる)を破った桐蔭学園。
うん、まあ……次元が違ったというとそれまでですが。
当時は今よりもより極端にスポーツへの傾倒がすごかったですからね……。
ごく普通の高校生がプロ予備軍に勝てる道理はなかったというか。
あと、選手の緊張もすごかったみたいですし。
決勝戦はコールドがないということもあって、コールドが通常なら成立する点差(10点)がついても試合は終わらず……最後は調整のための選手交代されたりと悔しい思いをしたのを覚えてます。
でも、決勝まで行っただけでも本当に凄かったと思う!
ちなみに、私の母校にはちょっと他校からすると嫌なジンクスがあって。
何かというと『初戦では滅多に負けない』という。
どういうことかといえば、相手がどこだろうが初戦だけは勝つことが多いんです。
一度、甲子園優勝すら目指せるとされていた東海大相模を一回戦で破ったことがあって、その時は全国紙の新聞で『東海大相模破れる!』の文字が躍ったとか。
なお、二回戦で力尽きたのか負けたそうですが。
そんなわけで隠れた公立強豪としてはそこそこ知られてたようです。
最近はそうでもないかもですが。
多分これには、練習環境が比較的いいのがあったとは思います。
学校のグラウンドは広いですし、少なくとも私が在校してた時は、保土谷球場を使ってることもあったそうで。
改修されてかは分からないですが、要するに保土谷公園がすぐそばなので、練習場所は多いのでしょう。
なお、決勝戦に行った時の投手なのですが……今でも覚えてるのですが、なんか投げる際に、腕が後ろに行った時、まるで蛇のようにくねるんですよね。
あれは謎だった。
そして同時に……多分すごく打ちづらかったと思います。
観客席(内野)から見てても『???』となるような腕の動きでしたからね。
というわけで、なんとなく昔のことを思い出しただけでした。