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そこまで後ろ向きではないけど

G'sこえけんの結果が出てて、フォローしてるユーザさんが受賞してるのを見て驚きつつ、おめでとう、と思いつつ。
一方で受賞に至らなくて悔しい想いを吐露しているフォローしてる方もいて。

ふと。
自分はそこまで思えないというか、そのあたりはないと諦めているなぁ、と。

先日『嫁コン』で最終候補にすら引っかからず選外となったわけですが、自分的にはそれなりに良く書けたのに、と思いつつも、選外になった理由をさっさと分析したのはご存じのとおりですが。
まあ結局のところ、それも言い訳ではあるわけで(多分理由としてはあってると思いますが)
で、その程度で納得だけしたら、それでもう開き直れてしまう程度の気持ちしかないというのも事実なんです。

これには、正直私の書く話は、おそらくどうやっても今の出版社の目には留まらないものだろうという諦めもあるんですよね。
最たるものが、私の書いた中では現状最大の人気を誇る『竜殺し』です。
これを面白い思ってくれる方が自分が思ったよりもはるかに多くて、それはとても嬉しいです。
私もあの話は何よりも『自分が続きを読みたい』という気持ちで書いてます。

ただ同時に。
先日MFブックスの中間選考(読者選考)すら落ちた事実が、上記の様な『出版社が全く注目しない話』であることを完璧に裏付けたという側面がありまして。
あのコンテストは読者選考が実施されたがゆえに、選考期間中、★やフォローの増加数が上位にある作品が通過する可能性は非常に高かったはずです。
中間選考通過作品数は61作品でしたが、『竜殺し』は少なくともランキング上では20位台だったはずで。
ところがそれでも落ちたわけです。
ランキングからすれば落ちる要素がないのに落とされたということは、少なくとも(下読みの人たちに指示されていた)コンテストの主旨、言い換えるなら『編集部が売れると思える話』からはおそらく相当にかけ離れた作品だった、という事なんだろうとは。
おかげでカクヨムコン9に投入できたので本当に助かりましたけどね(w
カクヨムコン参加後に大幅にPV数が回復したのでめっちゃ嬉しかったし。

そんなわけで、カクヨムコン9に投入はしたものの、受賞というのは物理的にほぼあり得ないというのは最初から分かっていて。
(普通に考えて他のコンテストで読者選考抜けられない作品が同じ会社が関わるコンテストで評価されるはずはないので)

調べてみたら現状では、カクヨムコン9に異世界ファンタジーでエントリーしている作品の中では、週間ランキングですが4185作品中84位(1/30時点)という状態でした。
この位置をキープしてれば、普通に考えれば、エントリー部門別上位10%が抜けるとされてるので、中間選考で落選する可能性はほぼないはずですが……。
それで落ちたのがMFブックスのコンテストだったことも考えると、実は今回も落ちるのでは、と思ってはいます。

だからと言って、今更今風というかコンテスト側が求めるような話を書くつもりなどないし、竜殺しは今のまま続けていきますので、そこはご安心ください。

ただ、最初に挙げたように悔しがるような気持ちがもうないような私が書いてるのが、ちょっと申し訳ないと感じてしまうことはあるんです。
どちらかというと、若い人の情熱がまぶしい的なやつですが(ぉぃ
あ、別に普段こんなことは考えてませんし、書きかけてるやつは間違いなく最後まで必ず書きます。
今も先の展開色々決めてて、早くそこまで書きたいとは思ってますし(時間が欲しい……)

カクヨムコン9の中間で『竜殺し』が落選したらさすがにそういう傾向なのは確定だろうとは思う一方、裏を返せば今フォローしてくれてる5000人余りの方々、そして今でも一日30人前後増え続けてるフォロワーはつねに一定数いるわけで。
私の作品のような『古い』話でも面白いと思ってくれるのは、本当に嬉しいので、今後も頑張っていきたいと思います。

結局最後が言いたかっただですが。
今後ともお読みいただければ本当に幸いです。

ただ忙しくなってきてるので更新ペースが落ちるのは許してください(ぉ
カクヨムコン9の選考期間中は頑張りますがっ。

というわけで自作のカクヨムコン9の宣伝。

●転移直後に竜殺し(異世界ファンタジー)
 https://kakuyomu.jp/works/16817330660905115993
 この記事に掲載されてるので説明は割愛(笑)

●白雪姫の家族(ラブコメ)
 https://kakuyomu.jp/works/16817330656060480073
 ラブコメなのか疑わしいけどそうなるはず。
 カクヨムコン中間突破はちょっと厳しめなので応援してくれると嬉しいです。

9件のコメント

  • 私の経験ですが「これが最終選考通るはずないよ」的な話が一昨年も去年も一次は抜けていますので、「竜殺し」が落ちることはないと思います。

    カクヨムコン自体、ドサクサ紛れに「こっちの話も参加しているから★頂戴」的なものと考えているやさぐれ精神の持ち主です(笑)
  • > 川野遥様
    ありがとうございます。
    私も数値上は落ちるはずはないようなのですが、なんか嫌な予感がしてるので……正直MFブックスは落選を心底望んでいたとはいえ、それでも落ちた時は驚きましたから(すぐいやっほう、という感じでしたが)
    川野様の話面白いのになぁ。
    エディスちゃん可愛い(そこか

  • 底辺を彷徨う私如きが言うのもなんですが、単に「今に傾向」のお話です。10年前、5年前、3年前、1年前、きっと「傾向、望まれるモノ」は違います。
    正直、デビュー可能な煌めく才能を持っている方は常に一定数います。その人達の一部が、狙ったり、偶々だったりで通過するだけです。
    MFとカクコンでも傾向は違うと思います。また、要望が定まっていようが、勘違いした下読みの好みすら違い泣きをみる事もあります。
    ドラゴンボールの全盛期に、鬼滅の刃が出ても即打ち切りです。タイミングってあると思っています( ;∀;)
  • ふっかぁぁっ!∠( `°∀°)/

    タイミングとか、世の流れとかはあるみたいですね。
    昔書いたのを今出したら最終まで行った、なんて話も聞いたことありますので。
    こればかりはわかりませんなぁ…。
  • > 福山典雅様
    底辺は謙遜しすぎですっ(デコチョップ)

    ありがとうございます。
    タイミングや流行は確かにありますね。
    ただその話だと、私のはかなり前の流行なのは事実です。
    かといって別に卑下するつもりは全然ありませんで、むしろ竜殺しとかはたくさん読んでもらってるので私はぶっちゃけこれで満足しきってるというのもあるんですよね。
    強いて言えば白雪姫にも読者がついてくれれば~くらい(贅沢)
    ドラゴンボールと鬼滅は分かりやすい喩えですね、ホントに。
  • > にわ冬莉様
    御復活なさって何よりですっ(^o^)/
    もっとも、私は年齢的にはタイミング末よりは若い人を見てる方が(げふんげふん)
    でも、自分が書き始めた作品はちゃんと責任もって続けますっ。
    にわ様も頑張ってくださいっ。
    あ、またあいちょろ続き読まさせていただきます(w
  • うーん、すぱっと気持ちを切り替えて且つ冷静に分析できるのは、良点だと私は思いますよ。
    冷静に自分または自分の作品と向き合えて戦略を考えられる人は作家としてだけでなく色んなシーンで強いはずですし。
    それが和泉様の持ち味で、ある意味武器なんじゃないでしょうか?
    それだけ練れてるんじゃないのかな?、と私は思います。

    こんなん書いたら色んな方にケンカ売ってるみたいですが

    どれだけ悔しがるか=作品に思い入れが強い

    はね、完全には成り立たないと思ってます。

    実のところは、苦労が報われなかった事が悔しいんじゃないかな、と。
    私はね、悔しい思いをする時は、やっぱりそれなんですよね。

    そんなんみかみだけや!自分は作品愛してんねん! だから悔しいねん!

    って仰る方もおられるかもしれませんが。
    作品に思い入れが強いなら、一秒でも早くPDCA回して書き直して、応募先を再検討する方が作品の為になるはずだし。

    勿論、悔しがるのが駄目ってわけではなく、次回へのパワーに変換するバネになるから、それはいいと思うのです。

    くやしー! 何だかとってもちくしょー! 

    って叫ぶのもいいネと。

    たがら何が言いたいのかというと、
    後ろ向きになる必要なんか全然ないっすよ、アニキ!★(by リカード)

    ということで。
    本文を拝読する限り、諦めというよりはひたすら分析されてるような印象も受けましたし。竜殺しが一定数の支持を集めているのは紛れもない事実。マジですげーと思いますよ。

    私は気持ちの切り替えは早い方だという自己評価はしてますが、分析力がイマイチなので、和泉様の分析力はむしろ羨ましいです。

  • > みかみ様
    ありがとうございます。
    私もタイトル通りそんな後ろ向きではないので大丈夫です。が。
    リカードに吹きました(w
    分析が得意かどうかはよくわからないですが、四半世紀ほどシステムエンジニアなんてヤクザな商売(失礼)やってたのでそういう『正規化』的(因数分解的ともいう)なことは経験則でやる癖はあるから、そういう分析に繋がるのかもです。
    私は『あ、落ちたか~』で終わってしまい、悔しいとあまり思わなくなってるのは事実ですが、作品への思い入れがないとは確かに思ってはないですね。
    その悔しさと思い入れは確かに紐づかないかもです。
    読んでくれる人がいる以上、価値はあるはず、とは思えますし。
    重ね重ね、色々ありがとうございますっ。
  • > みなみなさま(いいねくれた方も含めて)

    ネタ困ったところに情熱もって取り組んでる人がいてすごいなぁ、から書いたノートで色々ありがとうございますっ。
    タイトル通り、別に何か沈んだりしてませんし、今後もまったりと書いていくつもりです。
    お時間ある時にふらっとよって読んでいただければ何よりです。

    ……と書いてなんですが。
    軽く読めるもう少し短い話があるといいのですが(自爆)
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