一応本番は今日だそうで。
渋谷は今どうなってるのやら。
というかなんでこんなお祭りになったんだろう……と思うのですが。
ぶっちゃけ、私が高校生くらいの頃って、日本でハロウィンなんて全く知られていませんでした。
おそらくですが、日本中の人が『ハロウィン』という単語を知ったのは、あのアメリカで起きた日本人留学生射殺事件だと思います。
1992年、アメリカのハロウィンパーティで起きた事件ですね。
あの事件で、当該の日本人留学生は、ハロウィンらしく仮装をして知人のハロウィンパーティに行ったのですが、家を間違えたらしく。
それを強盗と思ったアメリカ人が『フリーズ!!』(動くな)といったのですが、それが通じなくて、それを射殺してしまったという話。
当時、私もでしたが『なんで仮装して街を歩いていたんだ?』と思ったものです。
今ならまあわかりますが。
この事件自体は日本では結構取り上げられて、アメリカの銃社会の問題なども話題になったわけですが……まあ細かい顛末はWikipediaで『日本人留学生射殺事件』と探せばすぐ出てきます。
まあそんなわけで、わずか30年前には全く日本になかったハロウィンが、その後ここまでの大騒ぎになってるのは……私からすればなんか違和感というか。
それもあって、我が家では別にハロウィンで何かする、という感覚はほとんどないんですよね。
子供達は多少意識するようですが。
そもそも特に渋谷で騒いでいる人たちのどのくらいがハロウィンの本来の意味を知ってるのだろうと思いますが。
要は日本のお盆みたいなものなんですがね。
まあ日本のお盆は死んだ人の魂が帰ってきて会えるのに対して、ハロウィンの時期は生死の境界があいまいになるから、死者に連れていかれないように仮装する、というところから仮装するようになったらしいので、意味は全然違いますが。
それがいつの間にか、仮装して騒ぐ部分だけが日本に導入された挙句があの大騒ぎなのでしょうが……。
いや、ホントになんであれに行くのかは理解ができない……年だからですかね。
まあ正直、今のこの色々な状況を察するに、今週末くらいにインフルエンザで、来週あたりからコロナで苦しんでる若者が大量生産されるんだろうなぁ……と。