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リクオのバカさ加減が役立つ歓び

世の中にはこんなバカがいますよ、こんなバカになっちゃ駄目ですよ
って警鐘を鳴らす目的で描いたキャラが、読んでくれた人にとって
実際に警鐘になったと言ってもらえるのはうれしいねえ。
作者冥利に尽きるよ。

「ウェブ小説に狂った男」で描いた六地蔵リクオは、

「アマチュアは好きに書くんじゃああ!好きを詰め込むんじゃああ!」
って喚き散らしながら超絶自己満小説を量産してさ、破壊的に読まれない事が
恥ずかしくて「趣味で書いておりますのでPVや評価は気にならないのですね」
ってアナウンスするんだけど、そう言いながらも
死ぬほど読んでもらいたい気持ちが抑えられなくてあらゆる宣伝活動をしちゃう。
「拙作の世界観としましては〜」って解説までするようになる。
その自分の言動が矛盾の極みという事にすら気づかないまま、
自分を正当化し続け、やがて狂っていく。

そんなキャラなんだけどさ、たくさんの人に
「怖すぎる、哀れすぎる」「こうはならないように気をつけたいです」
って言ってもらえて本当に満足したよ。

リクオ! あんたのクソバカ加減も役立つ事もあるんだよ。よかったね!

2件のコメント

  • 書き込み失礼します。
    以前、作品を読ませて頂いた時、あまりのリアリティに衝撃を受けて何もコメントなどできなかったのですが、折に触れて読ませて頂いています。やはり何度読んでも、リアリティに圧倒されます。非常に有意義な作品だと思っています。さすがにこの六地蔵リクオは作者様の創作であると理解していますが、ありありと喚起されるものがあります。詳細は述べられないのですが、知人が言っていたのはそういう事だったのかなというヒントを与えられた気がしています。中途半端な書き方で申し訳ありません。ただ、この作品に感謝している事をお伝えしたくて書かせていただきました。乱筆乱文お許しください。
  • コメントありがとうございます!

    いえいえ、とんでもないです。これまでもリアリティに言及して下さる方は多かったですが、有意義と言ってもらえたのは初めてなので大変うれしいです。
    ありがとうございます。

    いえいえ、とても抑制して書いてくださった事がわかるので何かお考えがあるとお察しします 笑。詳細を話したくなった時は、いつでもまたお越しください。どーんと受け止めますので 笑。

    本当にありがとうございました!
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