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DVDレンタルしてみた。4

ある日、レンタルショップに立ち寄ったとき。
高校生らしき若い男の子が店員と揉めていまして、その子の発言に驚いたんですが。

男の子「で、洋楽ってどこ?(けっこうキレ気味)」
店員「ここからですけど(こっちも半ばキレ気味)」
男の子「でも○○(外国のアーティストの名)が無いよね? ハードはどこ?」

……そんな応酬をしてました。

これがジェネレーションギャップなのか?

そこは大手レンタルショップなので『邦楽』とか『洋楽』、それぞれ『ロック』、『パンク』など区切りされていたのですが男の子はわからない様子でした。

そもそも洋楽に『ラウド』とか『ハード』なんてジャンルがあったかな?――私自身、自問自答しながらも、未だに声が出せ無いのでスルーしました。

店員さん、男の子、双方ともに本当にごめんなさい。
こっちはDVDと本が目当てなんで。
雰囲気もかなり険悪で、仲裁とか無理だと……。

で、映画の話です。

まず、かなり上から目線ですが私にとっての『良作映画』・『名作映画』は三つになっています。

1・徹底的にベタ褒めしてしまう作品。『世間の評判とか知るかっ! 全世界が敵になっても延々と繰り返して観る! DVD・BR、サントラまでコンプする!』みたいな。

2・友人との話題に上げらて、酒飲みながらあーだこーだと言い争える作品。
秋澤『これ評判良いよね。ただ、このシーンが気に入らないけど。ここを直せばもっと――』
友人『いや、それはおかしいって。アンタの言うとこがその作品、監督の想いなんだから――』
秋澤『はあ?』
友人『ああ?』
とか。

3・言葉にし難い作品。『感動したけれど繰り返して観ると、最初の感情や感動が薄れるかも……きっと忘れない。でも、もう観ないかも』

 
と、大体がこの三つ。
3とはあまり遭遇しません。あってもあまり語りたくない。決してトラウマでは無いのですが……なんか「下手に言うもんじゃない」と思わせる。

そんでもって、その3に遭遇したわけです。

『縞模様のパジャマの少年』

あらすじとか述べません。検索すれば出てきます。
私自身は、たぶん十年ぐらい前に公開(うろ覚え)されて知ったのですが、当時からほぼずっと、てんやわんやしてるので……あらすじとかネタバレとかされてたのに、作品はその上の感情を持っていました。
まさに、百聞は一見にしかず。
強いて言うなら『ライフ・イズ・ビューティフル』をこの後か前に観てほしい。
秋澤は後に観た『縞模様のパジャマの少年』が、ぐっ、と。

どちらかが、きっと、あなたの宝物になります。

レンタルして良かった。
でも、二回三回すれば変わるのかも。
ほぼ勢いでこの感想を書いているのですが、感情を風化させたくない……でも、しばらくは観たく無いかな(笑)。

#
同時に購入した書籍、『読ハ者読ムナ(笑)』。

子供の頃から大好きな、漫画家・藤田先生の創作論です。

侮るなかれ、すべてのエンターテイメントに通じています。
目から鱗、と言うか――「うぎゃあ! 痛いとこつかれた!」と私はなりました。
ならない人はおそらく『そんな理屈とか否定してやる!』


『縞模様のパジャマの少年』と『読ハ者読ムナ(笑)』。
この二つはきっと皆さんにとって大いに役立つはずだと紹介させてください。

てか、私自身が活かせなきゃダメなんですね。

でも、この二作を楽しんでいただければ幸い。<(_ _)>




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