『Broken World』もついに90話を越えました。それに伴い、設定も増えてきましたので、ここで開示できる設定を一覧として残そうと思います。
・魔術
実現までの段階を省いて結果だけを現出させる技のこと。
・魔法
奇跡のこと。
・幻想導線
魔術師の体内に存在する器官。血管のように広がっており、人体の成長と共に発達する。
・原理
星を成立させるもの。あるいはその星をその星たらしめるもの。魔術師が幻想導線に有するもので、固有のものである。
・魔術核
原理を継承させるための型。原理は導線の形によって決まるため、それを矯正するもの。成長期以前に子供に自身の導線を基にした魔術核を埋め込むことで継承させることが出来る。
・仮想原理
原理の一つ。原理が星を成らせるものであるのに対し、こちらは人の営みによって成立し保証される原理のこと。幻想導線によって保有することはできない。代わりに魔術を行使する際に原理と原理を繋ぎとめ、拡張性をもたらす。原理が仮想原理に落ちることもある。
・幻素(エーテル)
魔術を用いるための燃料となるもの。
・術式
詠唱(言葉)、陣(図形)、文字、動作の四つに大別される。併用可能。魔術師の保有する原理から、引き起こす事象までの道筋を示すもの。
・コミュニティ
大西洋に存在する島、グレート・スリーを中心とした魔術組織。
・グレー・トスリー
太平洋にある三層構造をした島。中央をノーブルスクエア、二層目がカレッジ、三層目がラッカーズサークルと呼ばれている。
・カレッジ
共同学部、天体学部、形而学部、生物学部、心像学部、構築学部、考古学部、言語学部の八つの学部で構成される魔術の学び舎。それぞれの学部に島が割り当てられている。
・監査会
ノーブルスクエアに位置する。コミュニティ所属魔術師に適用される法律を定める機関。魔術世界と表世界の調和を守るためにある。
・戒規省
監査会の法や指令に従い、刑罰を執行する執行官を派遣し魔術世界の平和を保つ警察のような役割を持つ。しかし、監査会からは独立した天権代理と呼ばれる組織を有する。
・天権代理
第1位階から第9位階まで存在する。天権叙階儀式・天礼告解によって任命され、監査会によって縛られず、また身内の不正や執行官では対処できない事件に充てられる。執行官の中から優れた者が選抜される精鋭部隊。
・タレントブリッジ
ラッカーズサークルとカレッジを繋ぐ橋。
・ノーブルブリッジ
カレッジとノーブルスクエアを繋ぐ橋。