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どんなに小さいものでも集まればそれはただの恐怖

皆様。『鳥』という映画をご存じでしょうか。

『サスペンスの巨匠』『スリラーの神様』と言われているアルフレッド・ヒッチコック監督による映画です。

1963年の映画なので今は動画配信サービス(サブスクリプション)で見られるとは思いますが、月額で見られるのは恐らく私が今回視聴したU-NEXTぐらいなのではないかと。

結論から申し上げますと。

今のインターネット社会を垣間見たような気がしました。

鳥そのものは一匹だけなら何とかなるかもしれませんが、彼らは制空権を持っているということはヒットアンドアウェイですね。

攻撃して逃げる、という事が可能。

それすなわち、インターネット——特にSNSでの攻撃。メールアドレスさえあれば捨て垢作って逃げれるというアレ。

近年のドラマでもそういうのを取り扱った作品がありましたが、序盤はまあ平和だなーとか俳優さんの彫りの深さと子役の可愛さでいい感じに見れてたんですけが、平和なんて案外あっさり破られるという。

序盤、ヒロインがカモメによって頭部に傷を負うのですが、そんなもんはまだいい方なんですよ。

11歳の少女のバースデーパーティーで鳥の大群。

学校にカラスの大群。襲われる子供たち。

鳥に襲われたおじさんの無残な死体。

次から次へとパニックが加速していくのは見ていてドキドキしましたが、個人的には爽快感みたいなのを感じました。

オチに関しては、「あ、ここで終わるのか・・・」と思いましたが、果たして無事病院に辿り着けたのだろうか・・・?

本を読むことで想像力が広がるなんて言われてましたが、映画を観ることで広がる想像力もあるのではないかと。

次は『ダイヤルMを廻せ!』とキアヌ・リーヴスで検索したら何故か出てきた『激突! 殺人拳』を観ようかと思います。

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