拙作ではオイルマネーでダンテ・アリギエーリが戦間期を生き残り、旧式艦かつ生産済の砲弾活用の為砲身のボーリングを行わなかったがダンケルクショックで主砲を換装していたら……。
イタリアは未成に終わった超弩級戦艦カラッチョロ級の主砲40口径38.1㌢砲を24門保有し、砲塔は連装形式だった。
ダンテ・アリギエーリは30.5㌢砲を三連装で載せており、それぞれの諸元を比較すると以下の通り
砲身重量 砲塔重量
46口径30.5㌢砲 63.5t 645t
40口径38.1㌢砲 84.9t 550t
83.8t
62.6t
重量に差があるのは製造した企業が異なる為。
最軽量の物は9門あり、最上型の例も考えれば30.5㌢三連装から38㌢連装砲に換装可能。
カブール級以降も32㌢に拡大した際連装砲塔の重量が500tから539tに増加しているが、重量オーバーかつ砲身不足なので38㌢砲への換装による火力増大は無理だろう。
出来れば執筆前に知りたかった。