https://kakuyomu.jp/works/16817139557759683816/episodes/16818023211770055197孤児院編については、
①借金で困っている孤児院を助けるために金策に走るモブ三人組
②モブ三人組に試練を課してお金を渡す
③お金を渡しても完済を認めない借金取り
④冥王さまが現れ制裁
という簡単な話だったのですが、スラム街の神殿跡を孤児院として使っているという設定と「冥王と大賢者」で言及した話が組み合わさり、宗教問題も絡んだ話になってしまいました。
アーシェたちが暮らすアステリア王国では、信仰を理由とした迫害が禁じられていることと『神託戦争』については、憲法で信教の自由が認められることになった背景から着想を得ました。
作品の中で言及するかはわかりませんが、アステリア王国がこのようなことを実行に移せたのは、実は存命の大賢者ゼニスと現実世界から転生してきた法学者たちの尽力によるところが大きいという設定にしています。
他の方がテンプレに基づいた分かりやすい話を書く中、分かりにくい話を書いているという自覚はあるのですが、まずはこの調子でシリーズを書き切ってから、テンプレを意識した話を書こうとも思っています。
読んで頂ければ幸いです!