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今夜、『黄泉月の物語』197話を公開します

こんにちは。

今は、雨がチラついています。
北海道はお盆を過ぎたら秋、と言われますが、日が少しずつ短くなって秋の気配をーー感じます。

先日の話ですが、ドラッグストア入り口の奥で、一匹の黒アゲハが倒れていました。
手歩伸ばしても届かない位置だし、店員さんも忙しそうだったので、見て見ぬ振りをするしかありませんでした。

ところが翌日。
そのドラッグストアの前を通ると、一階の屋根付近を黒アゲハが飛んでいました。
同じ個体とは限りませんが、あの後に救出されたのだと信じています。
黒アゲハは、殆ど見たことがありませんが、細々と命は繋がっていたようです。


さて、今夜遅くに『黄泉月の物語』の197話を公開します。
今のところ、文字数は1500。
残り1500文字ぐらいでこのエピソードは完結できますが、非常に重要なエピソードなので分割することにしました。
本編ラストの、最大の伏線に繋がっているので、こちらも慎重を期しての執筆・公開となります。


ちなみに、その前のエピソード。
猫のミゾレに関しては、初期の構想のままです。
彼女には、あのオチ以外は考えられませんでした。
『愛に殉じたフランチェスカ・ダ・リミニ』の名を頂いたキャラですから。

不倫が原因でフランチェスカ・ダ・リミニは夫の手に掛かる訳ですが、芸術家たちは彼女の悲劇を絵画などに残しました。
今の御時世を考えると、複雑な気分です(-_-;)
芸術家たちの作品が、優れて美しいからなお困る(-_-;)

結局は、ダンテが『神曲』で彼女の死を劇的に記したのが、後世の芸術家たちを刺激したのでしょう、
やはり、ペンと愛は強いのです。


そして、企画『日記・エッセイの本棚』は、いつも通り継続して立て続けます。
なかなか読みに行く時間が取れませんが、皆さまの参加をお待ちしております。


mamalica

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